ストラヴィンスキーは、「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」の3大バレエの後、しだいに、音楽そのものに語らせる新古典主義に傾倒していきます。 そんな時に、ヨーロッパで流行っていたのが、ジャズの一要素ともなったラグタイムでした。 ラグとは「ぼろ」と言う意味で、シンコペーションで、拍節に穴をあけるようなリズムのことを指します。 当時の作曲家たちの多くが、魅了され影響を受けた中に、ストラヴィンスキーもいました。 しかし、そこはストラヴィンスキー、そのまま楽しい音楽ではなく、ラグタイムのスタイルを取り入れながらも、20世紀的な音楽としました。 有名なのは、11楽器のためのラグタイムですが、今回は、ピアノソロのためのものにしました。 こちらのほうが、より、20世紀的だからです(え?わかりにくい?w)。 ま、そういわず、ストラヴィンスキーが、どこをどうラグを取り入れたかを、考えながら聴いてみてください(^m^)
それでは、聴いてみなせえ~。
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