デオダ・ド・セヴラック | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 Déodat de Séverac 1872-1921 没後100年です。

 オートガロンヌ県のトゥールーズを含む地域、サン=フェリックス=ド=カラマンに、スペイン貴族に連なる旧家に生まれる。 トゥールーズを離れ、パリで、スコラ=カントルムに入学、ダンディとマニャールに作曲、ギルマンにオルガンを学ぶ。 当時、パリにいたアルベニスの助手とを務めるとともに、個人指導も受けた。 アルベニスが亡くなった後、未完の絶筆、ピアノ曲「ナバーラ」を、補筆完成させた。 アルベニスの死後、都会での生活にも、なじめなかったため、南フランスに帰郷。 フランス南端の、ラングドック地方に住み、農民たちからは、おらが村の先生と慕われ、時には、村のブラスバンドに、飛び入りで、チューバを、吹いたそうです。 1921年3月24日、愛する農民たちに見守られながら、尿毒症によって生涯を終える。 享年48歳。

 作風は、ドビュッシーなどの、フランス近代音楽を、吸収しながらも、伝統的な調性音楽との折衷的な作風で、ドビュッシーから、「いい匂いのする音楽」と、言われました。 代表作は、ピアノ曲に集中してますが、歌曲、管弦楽曲もあります。 ピアノ曲には、描写的なものが多く、ラングドック地方の美しい自然に囲まれた生活の機微を、感じさせるものです。

 やっと、この、真に愛すべき作曲家を、アニバーサリーで紹介できることは、喜びに堪えません。 積極的に音源を紹介する1人になると思います。

 

 

まずは、2曲、「古いオルゴールが聞こえるとき」と「ロマンティックなワルツ」です。

 

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