ベト1(終楽章)を、小編成オケで聴きくらべ | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

 ベートーヴェンの、第1番、第2番あたりは、ハイドンやモーツァルトあたりの作り方を下敷きに、ベートヴェン独自の発想を、加えたものなので、優に60名はいる現代の二管編成のオーケストラよりも、弦楽器を減らしたオーケストラのほうが、合う気がします。 と、言うことで、3種類の音源を用意しました。 あなたの、好きなのはど~れ?w

 

 まず、少し、弦楽器を減らしたことで、新鮮な響きを、引き出したベラ・ドラホシュと、ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア盤です。 これは、総勢50人ほどで、普通の編成より10人ほど少ない。 それにより、管楽器が、いつもより聴こえやすくなっています。 あまり有名でないオケから、アイデアで、秀演を引き出した、コロンブスの卵的演奏です^^b

 

 次は、知恵と工夫で、一地方室内オケだったケルン室内管弦楽団を、率いて、古楽研究の成果と、演奏習慣を、徹底的に調べ上げ、そこから、どこにもない、ここならではのスタイルを築き上げたミュラー=ブリュールの解釈です。 ここでは、弦楽器は29名。 総勢41名で、おもいきった前のめりともいえるスピード感のある演奏を、繰り広げます。 前の音源より、さらに、管楽器が良く聞こえてきます。 

 

 少ない人数のものは、ケルン室内管弦楽団で、打ち止めだと思ってたんです・・・・、 これを、聞くまでは。 この、パリ室内管弦楽団は、さらに、少ない弦楽器で24名。 全体でも36名しかいません。 ここまでくると、もはや、室内楽一歩手前。 管楽器やティンパニは、もう、丸裸同然。 そして、24名中8名いる弦のソリストが、それぞれの、パワーでもって、音量を上げ下げします。 それはもう、あっぱれの一言。 そして、丸裸同然の管とティンパニが、実は、すごく効果的だということに、気づかされます。 

 さて、あなたは、どれが、一番好きですか?

 

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