秋めいた音楽その2。音源復活
16世紀のベネツィア(ベニス)。 長い繁栄の時は終わりを迎え、文化芸術は、爛熟しはじめます。 この時、音楽はまさに、ルネサンス末期。 そのころの、代表的なリュート曲を集めたのが、このCD。 その、1550~1600年のリュート作品集です。 もう1枚、1500~1550年のものも、リリースされています。 たった50年の違いですが、作風はしっかり、複雑になっていきます^^b 相変わらず。ダ・ミラノの影響は大きく、本来ならこの時代には入らないのに、収録されています。 そして、この時代、あの大科学者、ガリレオ・ガリレイの父、ヴィンチェンツォ・ガリレイがいます。 後にオペラを作り出す、カメラータに在籍したり、バロックを先取りする音楽理論を唱えたり、音響学の発見もしました。 もちろん、曲も、この時代の重要な作品^^ 他にも、全部で7人の作品を収録。 バロック時代の楽曲様式の「トッカータ」なんてのが出てきたりするのも、オモシロイですね^^
残念ながら、ガリレオ父の音源は、全世界でブロックw
※1500~1550年のほうは、めぼしい音源は、みんなブロックされました(TT)
BIS 599 輸入盤 ¥2.800ほど