セル/クリーヴランドの第9 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

ベートーヴェン生誕250年、セル没後50年で復活

 この曲は、ベートーヴェンが、当時としては、先進的な手法をいくつも使った革新的な作品です。 これがあったために、後の作曲家達が、交響曲を作曲することに、躊躇する原因になりました。 たくさんの、名演がありますが、演奏のまとまりを考えると、セル/クリーヴランド管弦楽団あたりが、かなり上位に来ると思われます。 後期ロマン派以降になると、ソロ楽器の重要性が増すので、少しキビシイですが、初期ロマン派までは、スター奏者を置かずに、全体のアンサンブルで、勝負するこのコンビの方が、良さが出ますよね。 今聴いても、弦楽器の人数が、少なく聴こえるし、各部分の描き分けも、完璧に近い。 しかも、セルの音楽性が古典派向きなので、文句なし。 セルの目指した、「アメリカのオケで、ヨーロッパ的な響きを作る。」を、実現した演奏の1つでしょうか?

 

いまだにファンが多いのも、納得^^b

 

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