毎年恒例、アニバーサリー作曲家シリーズです^^b
没後450年です。 盛期ルネサンスのフランドル楽派。ジャック・アルカデルト(Jacque Arcadelt 1504-1568)、生い立ちは、ほとんどわからないが、少なくとも、30代半ばまでは、ローマにいたと思われる。 その後、システィーナ礼拝堂に移り、楽長にも就任、この頃に、マドリガーレ集を4巻出版。 1553年ごろ、パリに移住し余生を過ごすが、この頃に、おびただしい数のシャンソンを作曲。 最後は、ロレーヌ枢機卿シャルル・ド・ギースの楽長になり、1555年、1巻のミサ曲集を献呈する。
作風は、洗練され、明晰であるが、素朴さもあるため、没後100年以上にわたって、特に、イタリア、フランスで、愛された。 マドリガーレ集第1巻が、34版を重ねたことや、作者不明の作品が、アルカデルト作として、出回った回数が飛びぬけて多かったのも、人気を物語っている。
有名な「真白で優しい白鳥は」です^^b