ポールモーリア&パーシー・フェイス | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。






 今年は、ポピュラー・オーケストラ(イージー・リスニング)界の、大御所2人が、アニヴァーサリー・イヤーなのです。 まずは、ポール・モーリア(1925-2006)、没後10年です。 まー、中年以上の、日本人で、この人を、知らない人は、まずいないのでは?、と、いうほど、人気でしたね。 一番わかりやすいのは、マジック・ショーで、必ず使われる曲、「オリーブの首飾り」でしょう。 これを、聴けば、たいていの人は、「あー!これ?!!!」と、いうこと間違いしw それまでの、クラシカルな編成の、オーケストラに、リズム・セクションを、加えたものではなく、ポピュラーのバンド(ギター、ベース、キーボード、ドラムス)に、ブラスやストリングスを、加えた人で、ストリングスも、ヴァイオリンとヴィオラのみという、斬新なものだったんです。 つまり、オケならチェロやコントラバスが担う低音部分を、ベースやドラムスに変えて、より、リズミカルなアレンジに、したのでした。 それが、当時の聴衆のニーズに、応えたのでしょう、「恋はみずいろ」が、全米チャートNo.1になり、イージー・リスニング界の、第1人者と、なったのでした。 



 もう1人は、パーシー・フェイス(1908-1976)、没後40年です。 ポール・モーリアもそうですが、この人も、まず、アレンジャーとして、頭角をあらわし、有名になってから、自身のオーケストラを、結成しています。 ポール・モーリアの「恋はみずいろ」は、1968年でしたが、パーシー・フェイスは、「夏の日の恋」(同名映画テーマ曲)が、1960年に、全米No.1ヒットを、記録。 いまや、オリジナル・サウンド・トラックを、駆逐するぐらい、スタンダードに、なっています(youtubeでも、サントラは、出てこず、フェイス・バージョンばっかりw)。 この人のスゴイところは、進取の気風にあふれていたことで、亡くなる直前に、当時流行していた、ディスコを、取り入れて、「夏の日の恋」のディスコ・ヴァージョンを、発表したほど。 しかも、ガンで闘病中に制作し、アルバムが、リリースされた時には、故人だったんです。 ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、フランク・プウルセルの、フランス勢に対抗する、アメリカの、ビッグ・アーティストでした。


恋はみずいろ  ポール・モーリア・グランド・オーケストラ

まずは、こちらから^^b

「夏の日の恋 A Summer Place」パーシーフェイス楽団 Percy Faith Orc hestra

ホルンが、いいですね~♪




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