この全集、3番「英雄」は、快速テンポで、突っ走り、6番「田園」は、さっさかと、いきすぎて、なんだか情緒が希薄(でも、曲自体はよくわかるw)、7番も、意外にリズムのキレがないなど、?なところもありますが、この8番のように、早めのテンポと、心地よい推進力が、あいまっているものも、あります。 全体的にいえることですが、内声部も、かなり聴こえさせて、重層的に聴けるのは、大きな長所。 8番は、響きに、透明感もあり、こちらは、けっこう古典派的な響きがw ロイヤル・フィルから、けっこう、緻密な響きを、作りながら、曲によって、スタイルが、違うように聴こえると言う、おもしろくも不思議な、全集のようです。
ベートーヴェン 交響曲第8番第4楽章 レイボヴィッツ指揮ロイヤル・フィル
最後のほうで、ティンパニが、聴こえまくるのも、興味深いです。
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