レイボヴィッツ、RPOのベト5 | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。




 最近、リリースされた、ルネ・レイボヴィッツBOXの、目玉は、やはり、ベートーヴェン交響曲全集。 通信販売専門の雑誌、リーダーズ・ダイジェスト社の通販レコード・シリーズの中のもので、録音エンジニアが、DECCAのスタッフだったので、けっこう、いい音で、入っています。 そして、一番の特徴は、ベートーヴェンの指定したテンポで、演奏したこと。 レイボヴィッツは、ウェーベルンやシェーンベルクに学んだ、十二音技法の作曲家なので、それまでの、巨匠的な指揮者とは異なり、楽譜の忠実に、と、いうのが特徴のようです。 もちろん、当時の常識的な改変やなどは、当たり前にやっていますw あくまで、当時の感覚で、楽譜に忠実。 例えば、この5番「運命」第1楽章も、当時のホルンでは、演奏不可能なので、ファゴットを指定しているところを、ホルンに戻したりしています。 そして、冷徹なくらいクールに指定通りのテンポで、演奏。 演奏のロイヤル・フィルが、世界第一級のレベルなので、無味乾燥には、なりませんでしたが、やはり、さっさと先へいっちゃうようなところも多いw でも、不思議に、すっきりしていて聴きやすいのも確かなんですよね~。 これも、やはり、個性的な演奏として、語りつがれていくんでしょうか?


ベートーヴェン 交響曲第5番第1楽章 レイボヴィッツ指揮ロイヤル・フィル

いわゆるザッハリヒな演奏ですかね~・・・・。



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