今年、生誕100年の指揮者、サー・チャールズ・グローヴズ(1915-1992)。 どちらかというと、イギリス音楽を、多く取り上げたので、いまいちマイナーですが、ボーンマス交響楽団を10年、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団を14年にわたって、音楽監督として率いていた巨匠です。 1978年に、病を得て、活動がセーブされなければ、もっと有名になっていた人です。 その片鱗は、この、ロイヤル・リヴァプール・フィルを指揮したウォルトン作品集で、確認できます。 '63年と一部'83年の録音で、十分な音質です。 その中から、戴冠式行進曲《王冠》を。 1937年の、ジョージ6世の戴冠式に使用され、オルガンを含む大編成の作品で、吹奏楽の世界でも、隠れ名曲ですね。 男性的な表現のなかに、豊かな叙情性を盛り込み、トリオの後の、ティンパ二も、ドカドカ叩くのではなく、威厳に満ちた表現。 コーダの前の、ゲネラル・パウゼなど、ツボを押さえた表現が、聴かせます^^b もっと評価されていいじゃないですかね?
ウォルトン 戴冠式行進曲《王冠》 サー・チャールズ・グローヴズ指揮RLPO
聴きごたえ十分♪
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