2015年から、NHK交響楽団の音楽監督になることが決定しているパーヴォ・ヤルヴィ(1962- )。 彼が、ブレイクするきっかけになったのは、ブレーメンにあるドイツ・カンマー・フィルだけれど、音楽好きには、テラーク・レーベルに録音した、数々の音源のほうが、知名度が高いかも知れません。 アメリカのメジャー・オーケストラとして、実力と伝統を持ち、歴代指揮者も、ストコフスキーやライナーもいる老舗です。 その音楽監督になったのは、2002年。 TELARCへの録音は、1998年から、始まっています。 実は、この年から、TELARCは、すでにDSD録音を開始していて、このコンビの録音は、すべてDSDクオリティ。 しかも、録音チームは、グラミー賞も獲るほど優秀でした。 その最後のリリースが、この、ホルストの「惑星」と、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」で、やはり、軽く100人を超える編成の惑星が、ポイント。 いままで、たくさんの名盤が出てきましたが、録音に関しては、これが、1番といっても言いすぎではないと思います^^b マーキュリーのリヴィング・プレゼンスのポリシーを受け継ぎ、ホールに鳴り響く音を録音する、と、いうことが、ここでは、現実に耳で聴けますw 大編成のオケが、自然に定位し、それでいて、細かい動きも、手に取るようにわかる。 まさに、ホールの1階席中央あたりで、聴いている感覚なんです。 そして、そのことは、シンシナティ響が、一流ではあっても、超一流ではないことも、わかってしまいます。 でも、それが、オーディオ的には、最大のポイントで、ほんの少しの違和感や、微妙なバランスが、はっきり聴こえるところこそ、最大の、チェック・ポイントなのです。 かなりいい装置で聴くと、至福のオーディオを、味わえること間違いなし。 現代の録音芸術ですね(o^-')b
水星で細かい動きを、木星でダイナミックな表現を^^
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