ドビュッシーの音楽の、最大の特徴ってなんだろう? と、ふと、考えてみた。 ありていに言うと、印象主義の作曲家、だけれど、それを表現するのに考案した、全音音階(六音音階)を、使った響きのほうが、重要ですよね。 同じように、調性から抜け出そうとしたのは、シェーンベルクで、こちらは、12音(1オクターブの12の音すべてを使う)なので、あえて、言えば半音階。 シェーンベルクが、体系的に整備して、誰でも、作曲できるようにしたのに対して、ドビュッシーは、そうはしなかった。 そのために、フォロワーは、できたけど、継承者は出ませんでしたよね。 でも、ほとんど、センスだけで作っていたみたいなので、 明確な理論は、作れなかったのかもですねw ドビュッシーは、晩年、自分のスタイルそのものを聴かせる作品(いわゆる新古典的スタイル)を、作りましたが、この、フルートのみの、シランクスも、その中の1つと言っても、言い過ぎではないでしょう^^b 戯曲「プシシェ」に、使われたけど、作ってから使われたのか、使う目的で作ったのか、資料によってまちまち・・・。 ただ、この曲が、ほとんど、無調ギリギリの作風なのは、おもしろいですね(o^-')b
ではドビュッシーの無調の世界へw
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