タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー

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クラシックを中心に、ポピュラーや民族音楽なども(少し)紹介してます。
レアなものや変わったものも多いので、良ければ見てやってください。

音楽のことを中心に、料理や、時事ネタを書いてます^^

できれば、地元の京都情報なんかも・・・

2011年からは、もう少し、マイペース更新になると思います^^;

時には、更新しない日が出ますが、よろしく、お付き合いのほどを

m(_ _)m

 今夜はクリスマス・イヴ。 今年は、2010年以降にリリースされたクリスマス・ソング中心にUPしていきます。

 

 まず、メラニー・マルティネス「ジンジャー・ブレッドマン」。 TVのオーディション番組で注目されてデビューという、いかにも今なアーティスト。 2016年に、ファンのために無料で動画をアップしたものです。 後にデジタルで有料で配信されています。 内容は、ちょっと過激で、精神的なものより肉体的なものが欲しいと訴えるもの。 もちろん、直接的な表現はしていないのが、まさに今ですね。

 

 アリアナ・グランデの「サンタ・テル・ミー」。 2014年リリースで、今のティーンあたりには、定番のクリスマス・ソングです。 

 

トランス・シベリアン・オーケストラというプログレッシヴ・ロックのバンドの曲です。 パッヘルベルのカノンを題材に、なかなかのサウンドを繰り広げます。  1998年リリース。

 

 で、最近のアンケートで1位になったのは・・・・・

 

やっぱり。これでした。 業界では、「年金ソング」と、言われていて、これのおかげで、マライア・キャリーに印税が入るという意味です。 凄さがよりわかるライヴ・バージョンで^^b

 

それでは、みなさん、

Merry Christmas !!!!

(^_-)-☆

 

 

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 クリスマス・シーズンになるとルロイ・アンダーソンの、「そりすべり(Sleigh Ride)」が聴かれますが、本人はクリスマス用に作ってなかったそうです。 

 それでも、この楽しい作品は、クラシック、ポピュラー問わず取り上げられていて、聴く人を楽しませています。 そんなわけで、代表的なオーケストラの音源と、特徴的なポピュラー系の音源を選んでみました。

 

自作自演。

 

フィードラー指揮ボストン・ポップス・オーケストラ。

 

アブラヴァネル指揮ユタ響

 

 オーケストラ版は、フィードラー指揮ボストン・ポップスが、標準的で王道でしょうか?

 

なんと、フィル・スペクター・サウンドで聴けるロネッツ・バージョン。

 

カーペンターズ・バージョンは、やっぱりカーペンターズでした。

 

ジャジーなハリー・コニック・Jrバージョン。

 

最後は、個性的なアレンジの、デビー・ギブソンで。

 

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 ケテルビーもこれで最後。 まず、「栄誉の王冠」。 1935年に、ジョージ5世の即位25周年の式典用に書かれたんですが、それまでに崩御してしまい、数回演奏されただけでお蔵入りになったものです。

 

 なかなか立派な曲です。 イギリス伝統のマーチって感じ?

 「心の奥深く」、ケテルビー、最後はこれにしました。 宗教的瞑想曲だそうで、しっとりとしたメロディに続き、ユダヤの古い教会音楽が、メゾ・ソプラノで歌われます。 盛り上がったところは、少し派手ではありますが、ケテルビーにもこういう曲があるんだぞっと、言うことで。

 

 原題のsanctuaryには「聖なる所」と言う意味もあるそうです。

 

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「栄誉の王冠」収録

「心の奥深く」収録

 

 

 

 

 

 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1770ー1775)は、古典派に大いに影響を与え、交響曲の始祖と呼ばれる人ですが、今回は室内楽を。

 生涯、新しいものを追い求め、バロック末期に生まれながら、ソナタ形式などを取り入れていったサンマルティーニ。 この五重奏曲も、1873年に書かれ、ハイドンがエステルハージ候に仕えていて、モーツァルトも、ザルツブルクから、あちこちに出かけていた時期なので、資料的には乏しかった時期ですね。 かなり、古典派っぽいですが、ヴァイオリンを3つとコントラバスを使ってるあたり、まだまだ、試行錯誤していたようです。 

 

 それでも、聴くに値する秀作だと思います。

 

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 何回か紹介してますが、結成50年なんです。 イージーリスニング・オーケストラと言えば、フランスとアメリカ、あと、ドイツ、イギリスあたりを思い浮かべるんですが、日本でも、いくつか試みていて、一番知名度が低いのが、ここじゃぁないでしょうか?

 1975年スタートですが、最初のレーベル、ソニーによると5年間しか活動してなく、コンサートもしたようですが、あまり、話題になってなかったようです。 

日本を代表するポピュラー系の作編曲家の、都倉俊一が手がけるだけあって、オーケストレーション、リズム隊の処理のうまさなど、かなり、高いレベルになってます。 当時の、歌謡曲などを伴奏するスタジオ・ミュージシャンを使って、歌謡曲あたりのサウンドづくりをしていて、その辺も、海外のアーティストを聴く人からは、いいイメージではなかったのかも知れません。  

 たしかに、イージーリスニングの名曲のカバーは、オリジナルそっくりだったりしますが、しっかりとした弦楽セクションと、オーボエなども入った管楽セクション、そして、これまた腕利きのリズム隊が繰り出すサウンドは、一級品ですし、中には、キラリと光るアレンジもあります。 そんな都倉俊一グランド・オーケストラの演奏を7曲お送りします。

 

慕情

 

男と女

 

愛のテーマ

 

素顔のままで

 

あなたしか見えない

 

ダンシング・クイーン

 

リヨンの星座(オリジナル)

 

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※現在手に入るサイトが確認できません。

 

ストリングス・ファンタジー

都倉俊一グランド・オーケストラ

 

で検索して出てきたらそれです。

 

 

 

 

 

 

 来年、初演100年になる作品です。

 第一次世界大戦後、ラヴェルの作風は、旋律やフレーズを重視するようになります。 これも、歌手、ピアノ、フルート、チェロの編成で、ラヴェルによると、声楽を加えた室内楽で、和音による伴奏ではなく、それぞれ独自の動きをします。 当時、「十二音技法か?」と、問われたのに対し、「十二音ではないが、シェーンベルクが作曲活動をしていなかったら、この作品はできなかった。」と、答えています。 フランスの作曲家らしい進取の気風が見て取れますね。 18世紀フランスの詩人バルニーの同名詩集から3篇使われていて、中にはエロティックな内容もあるため、シェーンベルクの名前が出たんでしょう。 

 第1曲は、夜の逢引きの歌、第2曲は、白人に注意しろ!という内容、第3曲は、男性が木陰の下で過ごし、女性に指図する(マダガスカルでは、女性が働き男性は木陰で過ごすなどした)内容で、最後は無伴奏で、「行って食事(夕食)の用意をしろ」で終わります。

 ほぼ、弱音で繊細なフレーズの重なり合いで出来ていて、ラヴェルの新境地を表しています。 ラヴェル自身も満足していたこの作品で、ラヴェルのアニヴァーサリーを、締めたいと思います。

 

 

 

 特殊な編成で、短いため、なかなか録音に恵まれませんが、チェコの名花マグダレーナ・コジェナーの20世紀的なアプローチでどうぞ。

 

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 この年は、ちょっとおもしろくて、すでに人気だった花の中三トリオ(山口百恵、桜田淳子、森昌子)に、これといった代表曲がなく、代わりに、ヒットを飛ばしたのが、岩崎宏美(1975年デビュー)、南沙織でした。そしてキャンディーズが、ようやくチャート上位に入ってきたのです。 ではまず、そのあたりから。

 

岩崎宏美「ロマンス」歌がうまいことで、後に歌手として大成功してますね。

 

南沙織「人恋しくて」

 

 

キャンディーズ「年下の男の子」「ハートのエースが出てこない」

 

 この頃活躍していたのが、フィンガー5とずうとるびで、フィンガー5は、ヒットを出した最後の年で、ずうとるびは、初めてヒットを出しました。 沖縄出身でジャクソン5を意識したようなソウル/ファンク系で、人気でしたね。

 ずうとるびは、日本TVの「笑点」のちびっ子大喜利出演者で結成され、全員楽器ができなかったのを猛練習したそうです。 山田隆夫が、現在、同番組の座布団はこびなのも、当然?

 

フィンガー5「バンプ天国」

 

ずうとるび「みかん色の恋」

 

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 リリース30周年です。

 1990年代に、指揮者のジェフリー・サイモンが作ったレーベル、CALA(カーラ)の大ヒット企画に、オーケストラの1つのパートの奏者を、総動員して1枚のアルバムにした「ロンドン・サウンド・シリーズ」の1つです。 最終的には、すべてのパートで、アルバムを作りましたが、人気だったのが、この、ヴィオラと、チェロ、ホルン、トロンボーンあたりでしょうか?

 ヴィオラは、音域的には、一番有利で、ヴァイオリンの高音からチェロの中音域ぐらいをカバーできるので、音楽に使うほとんどの音域を使えるのです。 ここでは、4つのオーケストラから48人が参加して、ここでしか聴けないサウンドを満喫できます。

 

 では、3曲どうぞ。

 

ショスタコーヴィチ ギャロップ オペレッタ「チェリョムーシカ」より

ラヴェル 逝ける王女のパヴァーヌ

ジャズで、「A列車で行こう」

 

 

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 これも、ちょっとめずらしい音源です。 やっぱり、マッケラスって、ネーム・バリューが少ないおかげで、地味な仕事が多かったんですね。 このアルバムは、1960年前後の2枚のアルバムを集めたもので、オーケストラは、ロンドンの夏の風物詩、プロムスの名前を冠するものです。 ディレクターが、リヴィング・プレゼンス・シリーズで有名な、ウィルマ・コザート・ファイン女史なので、もしや?と、思ったら、やっぱり、マーキュリー・リヴィング・プレゼンス・シリーズの音源を、買収したユニバーサル・グループが改めてリリースしたものでした。

 小品集なんですが、名曲アルバム的なものや、有名作品の、あまり録音されないもの(ハンガリー舞曲の1、20、21番など)です。 それでも、寄せ集めのオーケストラから、しっかりとしたアンサンブルと表現を引き出すあたり、並の指揮者ではありません。

 

 まったく、やっつけ仕事ではないのが、マッケラス。

 

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 1975年って、まだまだ、演歌と歌謡曲全盛なので、今のJ・ポップに通じる曲は、そんなにないイメージです。 当時、ニューミュージックと言われていたのは、フォークかフォーク・ロックがほとんどで、Z世代なんかだったら、「くらぁ~~い」って言うかも。

 でも、定番曲の「なごり雪」や、「木綿のハンカチーフ」などがリリースされてます。 なんせ、オリコン・チャートの第2位が、布施明「シクラメンのかほり」で、第1位が、さくらと一郎の「昭和枯れすすき」ですから(笑) それでも、ダウンタウン・ブギウギ・バンドが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」をヒットさせたり、後にブレイクするバンドもいくつかデビューしてます。

 

イルカ「なごり雪」

 

グレープ「無縁坂」 無縁坂って東京に実在するんですね。

 

バンバン「いちご白書をもう一度」

 

風「22才の別れ」

 

ダウンタウン・ブギウギ・バンド

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」

 

布施明「シクラメンのかほり」

 

中村雅俊「俺たちの旅」

 

小坂恭子「思い出まくら」

 

山田パンダ「風の街」

 

最後は、チャート・アクションは低調でしたが、フュージョン・バンド「チキン・シャック」を経て、今は二ューオーリンズ在住のギタリスト、山岸潤史(g)がいた、ウエスト・ロード・ブルース・バンドで、「T・ボーン・シャッフル」。

 

 

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