投稿の日付順が前後してしまいましたが、28日の雨の中、代官山ヒルサイドテラスに行ってきました。

お得意さんが展示会を開催していたのです。

 

朝の天気予報では1日中雨だけど降雨量1~3㍉となってたハズでしたが、午前中に四谷に寄ったときはもう雨雨雨、なんでも新幹線が線状降水帯発生で運転見合わせしてるとか!

 

どうせ濡れちまったのだから予定通り代官山へ向おうと思い、地下鉄直通で東横線に入り代官山駅で降りるとやっぱり雨雨雨

 

旧山手通りに出てスウェーデン大使館前の信号を渡るとヒルサイドテラスE棟

その右手前にあるのが町の名前の由来となった猿楽塚(猿楽神社)

ここは古墳時代以前から人々が住み着いて、かつて入江だった渋谷を前にする武蔵野台地の先端。

戦国時代まで武田家の家臣だった朝倉家が江戸に出て米商として財を成し猿楽町一帯を所有していた。戦後不動産業で事業拡大、そして1969年から30年もかけて建築家槇文彦と手を組み「代官山ヒルサイドテラス」を完成。

 

木々に囲まれた低層ビルが点在し実に落ち着いた雰囲気を創り出しています。

実に素晴らしい街づくりです。

さすが渋谷からすぐの高級住宅地ですから走ってる車もその辺の街とは違います!

 

前回来た時には、隣接する「蔦屋書店」だけしか寄れなかったので、今回は旧朝倉家住宅に行きたかったのですが、足元ビショついていたので諦め次の機会にします

この住宅は1919年と100年以上前に建てられた現存する数少ない住宅で、関東大震災でも母屋には被害がなかったそうです。

 

ヒルサイドテラスE棟ロビーでは「桐たんす工房 桐の蔵」さんの展示会

営業で行ったのですが、お客様が来られて・・・

桐箪笥はオーダーメイドですから接客は長~くなります。加えて私が商品サンプルを忘れるというミスもあり、話が全部できる前に「時間切れ退場」ということになりましたあせる

 

新潟県加茂市の「加茂桐箪笥」 日本一の桐箪笥産地とは言え、親方以下総勢10名未満の工房が東京一オシャレな代官山ヒルサイドテラスに単独で展示会を開催し続けるという英断に対し、大いに敬意を表します。

 

産地の各メーカーの若社長さんたちはそれぞれ頑張っていらっしゃるので、桐箪笥金具を提供する我々ももっとしっかりしなければならないのだが職人さんの高齢化がのっぴきならない所まで進んじまって・・・

 

旧朝倉家住宅の画像はWikipediaより