ペアトレフォロー会〜その後〜 | 京都市 おやこじかん COLOR'IN《ころりん》 子育てはおきあがりこぼし☆子は十人十色

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こどもの心と体を育むコミュニケーション『ココロカラダアソビ』COLOR'INでは、遊びの中で親子の笑顔と愛着を育み、こどものココロとカラダの発達をサポート。
子育てのご相談や、大人向けの簡単なストレッチ指導やパーソナルストレッチなどもおこなっています。

こんばんは。
京都市 おやこじかん
COLOR'IN はる ですウインク

ペアレントトレーニングのフォロー会か始まって早くも半年が過ぎました。
楠本先生と共に今のメンバーでのトレーニングが始まってからはちょうど1年になりますキラキラ
フォロー会は、ペアトレの内容を取り入れながらの勉強会?復習会?という感じで、現状でマイナスの声かけをしてしまっているところをどうしたらプラスの声かけに変えられるかを考えたりする貴重な時間おねがい
子供たちとのやりとりについいらん感情が入ってしまっていることに気付かされますガーン


特に感情が入ってしまいがちなのは…
『~してあげたい』
『~しなければ』
という思い…


できないことを
できるようにしてあげたい
これをサポート(支援)と思いがち…

ですが。
「『子のできないことをできるようにしたい』というのは聞こえはいいけれど、『支援』ではなくただの『拷問』です」
「できないことをできるようにしようというんやから…できないことはできないんでしょ?」
という先生の言葉に…考えさせられました。

「できないことをできない」と親も子も認め、子が「克服したい」「できるようになりたい」と思ってできないことへの対策を身につけることが必要なんじゃないか…


「できないことはできない」
例えば、
忘れ物が多い
忘れないように声かけする

結果、忘れ物は減るかもしれないけれど、声かけしてもらわないと忘れ物をする。
また、本人は『困る』ことを経験できない。
これで根本の解決になってる?


どれだけ学校で困ってもまた『忘れる』ということは、本人にとっては忘れないということが『できない』こと。
このような特性の場合、これから先もずっと『忘れる』という状況に遭遇するわけなので、忘れないことより忘れた時の対処法を身につけた方が役に立つ…ということです。

「忘れ物したんや~、それで何か困ったことあった?」
などとその時の状況を聞き、対処法をみつけられたなら、そこにプラスの声かけをする上矢印
対処法をみつけられなかったとしても、それは『困った』経験として残り、それを本人が克服したいと思い、自ら『困らない』方法を見つけようとすることが大切。
その時には、
「ま、そんなこともあるさ~」
と下げも上げもしない照れ


本人が自分の特性を認め、対処できるようになることが、本当の意味での『支援』となるということ…ですね音符


「今日は雨降りそうやなぁ…」はOKOK
「傘持って行きや~~」はNGアセアセ
傘を持って行くか、行かないかは本人が判断して決めればいい。
持って行って良かったと感じるのか、持って行かなくて『困った』と感じるのかは、本人次第。
いろんな状況を経験して、自分の中で対処法や技術を身につけていくことが大切。



日々のちょっとしたことなんですが…
メンバー全員、過保護になりがちやなぁ…と反省にやりガーン

また、『褒める』ということについても話をしました。

本人の言動を受け止め『褒める』ことは大切なこと…ではあるけれど、
褒め方を間違えると天狗になる
ということ。
『褒める』のではなく『プラスの声かけ』
これが、ポイントルンルン

『褒める』というと、
「上手やなぁ~~」
「すごいなぁ~~」
とペアトレでの『禁句ワード』を使いがちアセアセ

つい出てしまうこれらの言葉はとても簡単な褒め言葉ではあるものの、大人の主観からの評価が入ってしまいますアセアセ


折り紙で紙飛行機を作って、
「ママ、見てて~~」
と飛ばす子に対して、
「すごいな~~」
「上手に飛ばせたな~~」
という『評価』ではなく、
「とんだな~チョキ
「ポテッと落ちたや~んルンルン
など『感想』を伝えることで、受け止めていることは十分に伝わる。
子供たちが見ててほしい本当の理由は、評価が欲しいわけではなく、それが良くても悪くてもママに受け止めて欲しいという気持ちなんじゃないかな…



良い、悪いまたは上手、下手など『評価』ばかりになってしまうと、子供たちは『評価』で人を判断するようになるし、自分の『評価』ばかりを気にして生きていかなければならなくなる。


今の子供たちのそのままの姿を、楽しみながら過ごしたいものですねウインク


今回はネグレストの親の話やらちょっと濃い話もありましたが…毎度親として考えさせられることばかりの貴重な時間ですお願い


発達に障害を抱えているかそうでないか…ということは関係なく、どの子にとっても通じる話なので、またちょこちょこ記事UPしたいと思いま~すウインク

今回はこのへんで…