京都市おやこヨガ@COLOR'IN
はる です
昨日は朝一番でKのクリニックの内診がありました~今日は母のみで先生とお話をする日でした
診察を受けるようになってから約4ヶ月。
産まれてからずっと一緒に過ごしてきたKとのやりとり。通院し始めたばかりの頃は何をどう改善すべきか…AD/HDという聞きなれない言葉も加わり、頭の中はいっぱいでしたが…
この4ヶ月で、私も少しずつ少しずつ、どうやってKと向き合っていくべきかということを頭で整理しながら先生の話を聞くことがてきるようになってきました
今日は…
ルールを守る
ということについて、改めて考えさせられました。
AD/HDの子どもにとって、周りの人間が
否定せず、受け止める
ということは
自己肯定感を高めていくためにもとても大切なこと。
ではあるのですが。
だからといって、それは何でもかんでも受け入れるということではない。
まあ、そうですよね。
わかっていながら…
その線引きって判断するのが難しいとこでもあるんです。年齢や経験により、当たり前に守らなければならないことっていろいろ出てくるんですよね。
例えば、
授業中、先生の質問に対して、手をあげずに答えてしまう
1年生の初めには何人かいたりしますよね。
これが、3年生だとどうか
発言する時には手をあげる、
指されたら意見を述べる
ということが学校生活を経験している中で、大半の子供たちの中で暗黙のルールとなってくるわけです。
それが、
A 暗黙の了解で、わかる子ども。
B 気付かず、周りから言われてわかる子ども。
C 何度言われてもわからない子ども。
と、ABCのようなパターンが考えられます。
A・Bの子どもが大半を占めるかと思います。そのCに分類される中にAD/HDの子どもがいるわけです。
言われても気付かずやってしまう。
何度言われてもついやってしまう。
本人の意思とは違うところで身体が動いてしまうんですよね。
そこで、大切なのがルールだというお話。
将来、社会の中で困らないように…
社会のにはルールがあって、守らなければいけないことがある。
ということを少しずつ身につけていく必要があるということです。
授業中は
席に座る
人の話を聞く
手をあげて、指されたら意見を述べる
こんな当たり前のようなことが、当たり前にできないから…
本人も困るわけです
ただ、
当たり前やろ
そうしなさい
ということでは、何がどうあかんのか伝わらないので…
学校は学校で授業中のルールとして、
家では家の中のルールとして、
きっちりとどうすべきかを、明確にする
ということが大切。
問題の答えがわかったら手をあげて、
指されたら答えましょう
指されていない時は答えません
授業中は席に座って話を聞きましょう
トイレに行く時、発表する時以外は立ち歩きません
など。
その項目が多くなって、本人が守るのが大変しんどいとなってきた場合、生活として習慣づくまで一時的に薬の力を借りるというのも方法だと、先生はおっしゃってました。
要するに…
今のKの年齢で、暗黙の了解として守れなければならないであろうことができていない…ということであれば、それはルールとして守ることができるように促す必要があるということ。
何でもかんでも、受け止める、ではあかんということ…なんですね。
ルールはルールとして守ることは大切
それを守れるように習慣づけていくことが困難な場合は薬の力を借りてでも、今のうちから身につけておくことが、将来本人が社会の中で困らないためにも必要なことだということ…ですね。
否定せずに、受け止めながら…
ルールを守れるように導いていく…
う~ん。
なかなか難しい
でも、意識して向き合うことで、ひとつひとつできるようになってることは着実に増えてる
今週は個人懇談もあるので、学校の先生ともそのへんを話し合いながら、少しずつ前進していきたいと思います