心理学を学んで、地域で心を支えたい♫を
モットーに、
大阪府堺市で学習会を開き活動しています。💕
ハッピーポートです💕
4月9日(火)のテーマは『死(喪失)の受容』でした。
身近な人が亡くなった時、或いは余命宣告を受けた時、何かを失った時etc…、
人はそれをどんなふうに受容していくのか…、
そんなことを学び合いました。
まずは、エリザベス・キューブラー=ロスさんの「死の5段階受容」というのを具体例を用いながら、学びました。
この日の参加者さんの中には、身近な方を亡くされた方もいらっしゃったので、涙を拭いながら講師の話に耳を傾ける方もいらっしゃいました。
Aさんは数年前に、お母様を亡くされたそうです。
お母様とのエピソードで心に残っているのは、何かの時に「とにかく我慢しなさい」と言われたそうです。
その時は、その言葉が辛かったそうです。
でも、何年も経ってからそんな言葉を言ったことに対して謝ってくれたんですって。
「今なら、それは私を守る為に言ってくれたんだと理解できる」と言われました。
亡くなってはいるけれど、「ありがとう」の気持ちを伝えるといいとお伝えしました。
そして辛かった時、お母様を責める気持ちを持った自分も許そうと言うと、ほっとされたお顔になりました。
自分を許す…、これもとても大切です。
Bさんは、何十年も一緒に住んでいたお母様を最近亡くされたそうです。
寂しさと共に大きな不安を感じていると言われました。
人は新しいことを始める時は不安を感じるもの。
何十年も一緒に暮らしてた生活からいないという新しい生活に変わったわけだから、不安を感じるのは当たり前。
悲しい・寂しい…そんな感情が出てきたら、その気持ちにフタをせずにしっかり感じて、悲しさや寂しさを感じている自分を認めて受け入れてあげるといい、こういう場で吐き出してくれたらいいとお伝えすると大きくうなづかれていました(^-^)
Cさんは数ヶ月の間にお母様とお父様を亡くされて、まだ混乱されてるご様子でした。
ご自身が寂しい気持ちを持っているだけでなく、同居されていたご兄弟のことも心配されていました。
そんなご兄弟を心配して、ご兄弟が仕事に行っている間にお花を飾ってあげたりしているそうです。
「辛い状況の中から引っ張りだそうとするのではなく、寄り添ってあげる、一人じゃないをそっと伝えるだけでいい、今はそれができてるね」と話すと安心したお顔になりました。
同じ思いの方がいたことで、「私もそうです」「わかります」と次々に思いを語ったり、涙を流すこともできたようです。
学びの後は、皆さんスッキリしたお顔になられていました。
まだ身近な方の死を経験されていない方は、どんな風に受け入れていくのか良い学びになったようです(*^^*)
来月は『世代間連鎖』です。
又、一緒に学びましよ(^-^)☆
最後までお読み下さり
ありがとうございました😊