10/5 、とてもいい表情で高校から帰宅してきた。授業が充実して楽しかったようだ。

 

京香、地域の小学校普通学級就学から10年目!

小学校、中学校と普通学級で過ごした積み重ねは高校受検へ、みんなと同じように挑戦し、現在は市立高校で存分に楽しんでいます。

ともに学び生活する中で困難を感じることもあるが、先生方の理解も深まっており、それを常に改善していける環境があるのがとてもありがたい。高校でも共に学び生活する工夫が続いている。

 

そして、CBC中部日本放送の方々の愛情深いドキュメンタリー❗小学校普通学級へ向けて「学校へ行こう:You Tubeにアップしてくれました!」

そういったメディアの働きかけも当時、地域の普通学級就学に大きな後押しとなった。

 

ドキュメンタリー制作に関わっていただいたみなさん、就学活動を応援してくださった多くのみなさん、京香は楽しんでますよ〜

 

若気の至りで恥ずかしい場面もありますが、みなさんぜひご覧ください。

もし生まれ変わってもやっぱり「京ちゃんの進む道」この道を当たり前に私たち家族は進むだろう。

 

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人工呼吸器がパートナー・・でも、「普通学級に通いたい!」 “障害”と“健常”の間にたちはだかる壁とは!? 「がっこうへ行こう」ドキュメンタリー

空を見上げて、暮らしています。目に映るのは、太陽と、高速道路の高架橋、そして、緑。好きで、上を見ているわけではありませんが、これが彼女の「世界」。林京香(はやしきょうか)ちゃん(当時7歳)生まれつき、全身の筋力が失われてゆく脊髄性筋萎縮症で、人工呼吸器をつけて生活しています。確率は10万人に1人の難病で、治療法は...

 

youtu.be

 

 

 

 

地域の小学校就学半年前、普通学級就学を求めテレビのニュースや新聞で取り上げられた。驚いたのは、このアメブロでもランキング1位になったほど。

ただ、その中の内容はほぼ批判、誹謗中傷のコメント。

京香の学校生活、名古屋の「共に学ぶ」インクルーシブな環境は発展してきたけれども、名古屋を出ると同じ県でも他県でも障害を持つ子どもを取り巻く環境は厳しかったりする。

残念ながら、日本の人権意識の希薄さ、社会に働きかける人の行動に対して抵抗を感じる大人は少なからずいて、10年経った今もあまり変わらないのではないか?と感じている。

 

日本ではインクルーシブ教育は始まったばかりで、障害への理解がまだ深まらないだけ...と思いたい部分もあるが、実はそう単純な話ではなく、差別の根はもっともっと深いのだと思わせるある出来事が当時はあった。

 

今回から数回に分けて当時の出来事、私たちの感じたことを記録に残しておきたいと思う。

 

②に続く →→→