前回のブログ。
脊柱管狭窄症の原因ですが、
まずは
・加齢(椎間板の劣化)
・腰椎すべり症
・黄色靭帯の肥厚
ひこう
・骨盤が前傾している方。(骨盤が前に倒れている方)
→これによる反り腰の方。
・仙腸関節の動きが悪い人もなりやすいと言われています。
椎間板は水分を含み、弾力性のある組織ですが、加齢で水分が減少するとその組織が硬くなり、衝撃を吸収することが難しくなります。
そんな状態のときに、腰に負担をかけてしまうと、椎間板が後ろに飛び出して脊柱管のなかの神経を圧迫。痛みがしびらを起こします。
これが椎間板ヘルニアです。
黄色靭帯の肥厚とは、椎間板の水分が減少すると、支えられるはずの腰椎が不安定になります。
それを補強するため靭帯は肥厚します。
そのために分厚くなってしまった靭帯は、後ろから脊柱管を圧迫すると考えられています。
そして
脊柱管狭窄症の症状で有名なのが
休憩しないと長く歩けなくなる症状です。
これを「間欠性跛行」かんけつせいはこう
と言います。
歩き始めてしばらくすると
足にしびれや痛みがでて歩けなくなります。
座ったり、腰をかがめたりすると
また歩けるようになる症状です。
私が最近診させて頂いた
80代女性の方は、
腰部脊柱管狭症と診断され、
整形外科からお薬もでていたそうですが、
効かない状態でした。
腰が痛くて痛くて大好きな散歩もできなくなるほどで体も心も疲労していらっしゃいました。
ご紹介でご来院下さり、
1度目の治療では、帰宅後に痛みが増し。
2度目の治療では、痛みが全くなくなり。
3度目の治療では、普通に歩けるようになりました。
ご本人もご家族も大変喜んでいただき、
私も大変勉強になった症例でした。
今では、大好きなお散歩も
お買い物も楽しまれているそうです。
その当時のInstagramのストーリーより。
ここで、
せんねん灸さんでもオススメされている
脊柱管狭窄症のツボをご紹介致します。
せんねん灸のセルフケアサポーターも
させて頂いております。
お灸にご興味のある方はお申し付けください
ツボ①
築賓【ちくひん】
築は土台をつくるの意味。
賓はうやまう、みちびくの意味。
足にとって大切な膝から下を支えます。
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本+3本上がったアキレス腱のやや前の痛みを感じるところが築賓です。
せんねん灸さんのhpより。
ツボ②
腎兪【じんゆ】
腎の気が
兪はめぐる・はこぶ
まずヒジの高さを確認します。ヒジと同じ高さで背骨の両脇を親指で押して気持ちよく感じるところが腎兪です。
できそうなところからケアをしていきましょう。
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