【コミュニケーション能力を磨くのが難しい障害】 | 障がいのあるなしに関係なく、愛と優しさのある世界で生きる❤

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どうぞご参考にしてくださいませ✨

大学病院で人工内耳の講演会に参加してきたのだけど、
人工内耳のこと以外にも有益な情報が得られました笑

例えば、難聴者として生きてきた人は「コミュニケーション能力を身に着けるのが難しい」というお話泣くうさぎ
私は、採用試験の面接では、「コミュニケーション能力がある」「友達が多そうな顔をしている」等言われてはいたのだけれど・・・
(これは、「人と関係を深めるのが上手」ということとは違います。)
高校時代までは、多くの聞こえない人同様に、コミュニケーションに悩んでいた。学生時代に試行錯誤しておいた方が、社会人になった時等に悩みにくくなるだろうと思ったから、人を諦めずに相手と「心を混ぜ合わせる」という経験をたくさん積んできた。それがあるから、「言葉の表面だけではなく、『相手の言いたいことをくみ取る』」ということができるようになってきたのだと思うニコニコ

だけど、世の中を見ると、社会人になっても、3人に一人の聴覚障害者がコミュニケーションの問題で仕事が長続きせずに、転職を繰り返しているのです泣

大学病院の講演では、聴覚障害者への就職支援で、コミュニケーション能力を向上させる取り組みをさせている会社の紹介があったスター
昔は、聴覚障害者の就職支援というと、全く人と会話しなくても大丈夫なPC関係とかの資格を取らせる系が多かった印象だったから、素晴らしいなと思ったお願い
みんな、「聴覚障害=耳が聞こえにくいだけ」だと思っているから、コミュニケーションが苦手な聞こえない人がいても「性格のせい」とだけとらえてしまうし、認知度が低いのが悩み・・・とおっしゃっていたけれど、広まるといいなと思いましたニコニコ

その会社では、「耳がきこえないと、自分の聞こえ方や、自分の気持ちを伝えられるだけの日本語能力が身に着けられない人が多いので、自分の気持ちなどを発信させるための訓練をしている」とのことひらめき要するに国語力、文章力が足りてないことが多いのですね笑い泣き
聴覚障害の説明にしても、自分の気持ちの説明にしても、抽象的なことを言語化していくので、たくさん言葉を覚える必要があると思いますキョロキョロ

たしかに私も昔から読書が趣味だったから、日常生活で、理不尽なことがあった時に、その時は言語化ができなくても、小説を読んでいて、自分の気持ちをうまく表現できている文章が出てきたら日記に書く・・・ということをたくさん繰り返してきていました。その積み重ねで、学校生活や職場で理解を得やすい説明やコミュニケーション能力を得られたのだと思うにっこり

そして、職場や大学でも、人と違うことを恐れずに、ずっと自分から、自分の気持ちや聞こえにくさの説明を発信していたと思うキョロキョロ
これは、職場でも最近褒められたばかりです看板持ち

大学病院の講演を聞いて、周りを見ても、自分と同じような人はいなかったので、自分のやってきたことが、日本及び世界の研究の成果でも「正しいこと」だったと確信を持てて嬉しかったですニコニコ飛び出すハート

聴覚障害のある子どもを、聞こえる人が多い社会の中で生きていけるだけもがけのコミュニケーション能力を伸ばせるように考えてくれる病院が増えるといいな照れ

私たちの世代は、補聴器を装着して社会に出るようになり始めた世代なんですニコ
でも、補聴器を使って会話ができれば解決する訳じゃなく、コミュニケーション能力がないと聞こえる社会には適応できないと、世の中が気づき始めてくれたのだと思います爆笑