恭です。

日にちは前後しますが、数日前に、きーからメールが。
「少し聞いてもいい?」
「ん、なに?」と返事を送信。
「あのね、責めてるとか悲しくなってるとかじゃないからね(笑) ブログ書くの、飽きたり面倒になったりしてきた?」
 えっ!? ちょっとびっくりしたのと焦りました。
「えー!! 全然そんなことないよ。2月に入って寒さで体調狂って書けなかっただけだよ。4日空いたからきょうあたり書こうと思ってたのに。これくらい空くとやっぱり目立つ?(汗)」
「ううん、普通だと思う(笑 ただ、恭はほんとは負担で、あたしとの約束だから無理してるのかな?って不安になったの。あたしの気持ちの問題」
「考えすぎないで。ブログは自分が書きたいから書いてるって言ったでしょ。もし義務だと思ってやってたとしたら、きーは察しがいいから、文面からばれるでしょ?(苦笑)」
「ちゃんと気持ちがこもってるものを書いてくれてるよ。それはわかる。だからね、このまますーっといつのまにか更新がなくなったらどうしようかなって心配にもなった(笑) もしそうなってもそれは恭のもんだから仕方ないし、あたしは気持ちの準備しとかなきゃつらいかもって思って」

 いや、たしかにしばらくブログを放置してたのは悪いです。きーの気持ちはよく分かります。でも、でも……。ちょっと考えて、こんなことを書いて送りました。

「きー……愛されてるって事だから嬉しいドキドキ でも書いたら書いたで「無理してない?」と心配され、書かなかったら「飽きたの」と心配され、それってきーのエネルギーをかなり消耗してると思うよ(汗)。同じクラスで付き合ってる高校生カップルのエネルギーくらいじゃない? 若い子は週単位で気持ちが揺れたりするから、いつも心配したり気にしたりしちゃっても無理のない話で、それをできるだけのパワーもあるんだと思うのね。

 でもおれたちがそれと同じ事をしたら、心も体も保たないんじゃないかな。心配することに疲れてしまって『こんなにしんどい思いをするなら、いっそもうやめにしよう』ってなっちゃわないかな。おれはそれが怖いよ。おれだって、きーを手放したくないから、きーがそうなっちゃうようなら、無理をしてでも気持ちをつなぎ止めようとすると思う。…って考えたら共倒れになるよね。

 そもそも、おれは若い子みたいにコロコロ気持ちが動いたりしないよ。もう最後の恋愛って決めてるから、5年とか10年の単位で二人の事を考えてる。確かにおれはズボラなところが欠点で、そのせいできーを悲しませたりしちゃうけど、そこは気を付けて行くようにするね。
 でも気持ちは変わったりしないから、心配しすぎないで。おれのことを信じて欲しいの」


 ブレーキをかけたい気持ちは伝わったようで、

「ほんと(笑) 自分でも思うの。最近、変だーってあせる 今付き合ったばかりの青いカップルでもないのに何をこんなに心配しちゃうんだろって。決して恭が信じられないとかじゃないし気持ちがかわるなんてないって思ってるの。でも訳わかんない不安がでてきて、そしたらキリのない心配しちゃって。今、すこし気持ちを正直に言葉にしてみたから、落ち着いたよ」


 きーがすぐそういう考えに傾くってことを良く知ってて、その上で好きだから付き合ってるわけで、おれがきーをそんな考えになっちゃうような孤独な状態に置かないようにしなければいけないんです。いや、知ってますよ。世間には「そういう女は面倒くさい」って考える男、確かにいます。
 でもおれの場合は、そういうことも全部分かった上で、きーと一緒に歩いて行こうって決めたんだから、フォローしなきゃならないのは当たり前のことです。それができないなら、始めからきーを選ぶべきじゃないですよね。楽しいときだけ仲良く過ごして、ややこしい事が起こったら「そういうことならもういいよ」って突き放すのは最低じゃないですか。

 何か現実に問題が起きているわけでもないのに、きーが寂しくなってしまう心理は、よく分かるんです。それがよく理解できるから、そこのところも含めたそういうきーという人が、好きなんです。

       *  *  *

Time after Time / Cyndi Lauper

ベッドでひとり、時計の音を聞きながらあなたのことを考えてる
今に始まった事じゃないけど、また堂々めぐりの思いが始まる
さっと、逢ったあの日の記憶がフラッシュバックする
想い出はスーツケースの中に大切にしまってあるけど

あなたはわたしの事を思い浮かべるんでしょ?
わたしはついどんどん先に進んで、あなたが慌てて呼び止めても声が届かない
だからあなたは言うんだよね
「もっとゆっくり。これじゃだめになるよ」
わかるんだけど、時計を遅らせることができないの

わたしはきっとそこにいるから、見失っても探してみて
何度でも何度でも
だめになりそうでもわたしは頑張ってみる
わたしはきっと待てるよ
何度でも何度でも

暗闇もいつかは明ける
あなたが心配してわたしの窓を覗き込んだら
心の奥の気持ちまで全部分かってしまうよね
色んな想いで、鼓動がドラムみたいに高鳴っていくの

わたしはきっとそこにいるから、見失っても探してみて
何度でも何度でも
だめになりそうでもわたしは頑張ってみる
わたしはきっと待てるよ
何度でも何度でも

恭です。

きーはいつも言ってくれる。「恭は優しい」「思いやりがある」「わたしを大事にしてくれる」
でもそれは、ちょっと正確じゃないです。
確かに、そうなりたい、そういう男でいたい、そういつも思っています。
でも実際にそうなれているかというと、違ってる気がします。

だって、この三ヶ月くらいを見ても、何度もがっかりさせたり、悲しませたりしてる。
本当にきーが言うような男だったら、そんなことにならないでしょ。
きーは買いかぶってると思ってます。
おれには実際の値打ち以上の値札が付いて見えているのかもしれない。

でもきーがそう思ってくれているうちに、
そう、買いかぶってくれているうちに、
何とか、本当にきーが言ってくれているような人間になりたいと思います。

きーは臆病だから、自分がひどく悲しい思いをする羽目になるのを予感すると、
自分を守るために、自分の方から先に心を閉ざしてしまうタイプ。

だから、おれは早くちゃんとならなきゃ、そんな風に思っています。

おれの賞味期限はどのくらいなのかな?(笑)

       *  *  *

A man I'll never be / by BOSTON

ぼくは思う、ぼくは大した男じゃない……
でもその事を言ったりすればキミはそっぽを向いて去ってしまう
キミが夢の中に消えてゆく
正直に白状したいさ、言ってしまうのは簡単だ
だけどそうすれば何もかもがはっきりしてしまうだけ

キミがぼくを見つめれば
いつか分かってしまうよね
ぼくが下らない男だって事を

ただ、方法さえ見つかれば
キミが信じるような男になれると思うのに
いまのぼくには難しいよ
キミが見ているのは見せかけさ
本当は下らない男なんだ

強がれるわけでもなく、気取ることもできない
キミは知らない、ぼくは辛いんだ、見せかけでいることが
泣くことも増え、耐える時も続く
嘘が心を重くしていく

ぼくは思う、ぼくは大した男じゃない……
でもその事を言ったりすればキミはそっぽを向いて去ってしまう
キミが夢の中に消えてゆく
正直に白状したいさ、言ってしまうのは簡単だ
だけどそうすれば何もかもがはっきりしてしまうだけ

キミがぼくを見つめれば
いつか分かってしまうよね
ぼくが下らない男だって事を

ただ、方法さえ見つかれば
キミが信じるような男になれると思うのに
いまのぼくには難しいよ
キミが見ているのは見せかけさ
本当は下らない男なんだ

嘘が心を重くしていく
本当の薄っぺらな自分をキミにさらけ出せば
楽になれるだろうか

恭です。

きーは手の中にあるものはとても大切にする人です。
おれのことも大切に思ってくれています。
そしてきーは心配性です。
手の中にあるのに、消えてしまうんじゃないかっていつも心の中に不安を抱えています。
これはおれが、どうこうできる事じゃないんですね。
おれが「大丈夫だよ」「おれの気持ちは変わったりしないよ」などといくら言っても、きーは自分の中のどこかに怯えのようなものを持っていて、外から変えることは出来ないんです。
本当はしっかり根付いてきーの前から消えたりすることはないのに、消えるんじゃないかといつも心配してしっかり、しっかり、手で囲って、守ろうと必死になってる。
そんなに頑張らなくても大丈夫なのに。
それは、それだけ大事に思ってくれることの裏返しなので嬉しいことだと思う。ただ肩の力を抜いてあげたいけど……。
でも、それはきー自身の中にある不安なので、おれにも追い払ってあげることができない。
きーはきょうも手の中のものが消えないか不安を抱えて暮らしてる。
きーはそういう人です。
だけど、そういうところもおれが好きな部分のひとつなんです。
ややこしい二人です。

きーが、手の中のものを風が奪っていくんじゃないかって心配してるけど、それはおれには変えられない。それなら、おれはその風からきーを守ってあげたいと思う。
それがおれのきーを想う「想いかた」のひとつです。

それが伝わってくれれば、少しは心配も軽くなると思うんだけど。

       *  *  *

線香花火を とても大切そうに
風からかばう君の 白い手にみとれてた

こんなにも愛しい 瞬間を一秒さえも
撮り逃がさないように 瞬きさえ忘れ

いつも風は気まぐれに ささやかな
ふたりの夢さえ 吹き消すもの

君を すべて奪いさりたい 記憶さえ消して
届かない 明日より 触れられる現在を
君を好きになっていいの? I need your love そんな想いが
そっと手の中で ひとつ浮かんではまた 消える

あの夏君と見た とても大きな花火
気がつけばなぜだろう 君の頬は濡れてた

時に風はいたずらに そのまぶたに
悲しい思い出 巻き戻すの?

君を すべて奪いされないまま もどかしくて
震えるこの唇 コトバにならないよ
僕の想い弾けそうな オレンジ色の光
そっと手の中で ひとつ浮かんではまた 消えた

波が音を立てて崩れ 君は僕をじっと見つめ 呼吸を止めて…

線香花火を とても大切そうに
見守る君の背中 いつまでもみとれてた

恭です。

寒さのせいで体調がおかしくなり、木曜から金曜にかけて五十時間くらい寝てました。途中、風呂に入ったらしいんだけど、本人にはまったく記憶無し。

きーが何度かメールをくれたのだけど、寝ぼけていて、文章がめちゃくちゃで何度も書き直しました。こんな感じ「寝てたりすごく入れなくちゃ連絡は寒くて文章が変かもじゃいけないよね、直すと思ってやっぱり同じことってこれは頭のなかが、ごめんなさい」……ひどいでしょ。こういうのを何度も打っては直し、打っては直しして、やっと短い返事ができました。今度こそ大丈夫と思って最初から読み直して最終チェックして、気がついたら携帯が手から消えてるんです。あれ、落としたかな?と思い、床を探すんだけど見つからず、どうしようと焦ったら……ハッと我に返りました。ちゃんと座って携帯を持っています。読み直そうとしたわずかな時間に眠りに落ちてたんです。もう笑うに笑えません。それで、文が大丈夫なことを確認して送信しました

きーから「眠いのに無理矢理メールさせてごめんなさい。恭から連絡あるまでこちらからは送らないから」という返事。頭がぼんやりして中身の意味が一回目では分からなかった。二回読み直して理解し、そんな気を使わないで、って返信しようとしたのですが、もうだめでした。記憶無くしたのは部屋なのに、今朝起きたらベッドの中でした。移動した憶えがまったくない。

パソコン起動して、iTunesでランダムに曲を流しながら、メールチェックしたり、ネットでニュースを読んだりして、浦島太郎から現代人に復帰しようとしていたら、ふと流れてきたのがこの曲です。

歌詞が何だかすごく響いて、きーに済まないことをしたな、っていうのと、やっぱり自分には大事な人だなっていう思いが湧いてきました。

丸一日、放置されて、いまごろきーはどういう気持ちでいるんだろう。それでも待っていてくれるのが嬉しいし、申し訳ないし。

そうそう、歌詞の中に「下着」って出てきて、どきっとしました。数日前に「大阪に行ったときに買ったの」とブラの写メを送ってくれたのです。似合ってるし、かわいいし、「ずっと見ていたいような、脱がしたいような微妙な気持ち」と返事したっけ。離れていてメールだけだと、気持ちは確かに通じ合って、支えになってもらっているんだけど、その分、想いがプラトニックなものになりやすいんですよね。だけど、下着姿を見ると「きーを抱きたい」って生々しい気持ちが戻ってきます。

色々つまづくけど、二人でこのまま歩いて行って、どこかのユートピアで抱き合えたらいいな。

       *  *  *

バスの揺れ方で人生の意味がわかった日曜日
でもさ 君は運命の人だから強く手を握るよ
ここにいるのは優しいだけじゃなく偉大な獣

愛はコンビニでも買えるけれどもう少し探そうよ
変な下着に夢がはじけてたたき合って笑うよ
余計な事はしすぎるほどいいよ 扉開けたら

走る 遥か この地球の果てまで
悪あがきでも 呼吸しながら 君を乗せて行く
アイニージュー あえて 無料のユートピアも
汚れた靴で通り過ぎるのさ
自力で見つけよう 神様

晴れて望み通り投げたボールが 向こう岸に届いた
いつも もらいあくびした後で 涙目 茜空
悲しい話は消えないけれど もっと輝く明日!!

走る 遥か この地球の果てまで
恥ずかしくても まるでダメでも かっこつけて行く
アイニージュー いつか つまづいた時には
横にいるから ふらつきながら 二人で見つけよう

神様 神様 神様 君となら...
このまま このまま このまま 君となら...

走る 遥か この地球の果てまで
悪あがきでも 呼吸しながら 君を乗せて行く
アイニージュー あえて 無料のユートピアも
汚れた靴で通り過ぎるのさ
自力で見つけよう 神様。


削除されてるし(汗) 仕方ない、歌います
恭です。

きーから「寒い日みたいだね」ってメールが。

はい。めちゃくちゃ寒い日です。最高気温で-7℃までしかいかなかったです。(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-

遠くに住んでるけど、きーは毎日、おれのところの天気予報をチェックしてくれてます。嬉しいです。きょうのメールも、すごく冷え込んでるだけに暖かかった……。

ありがとうねドキドキ


恭です。

気がつけばこんな歳か。

力なんてなんて無いのに、いつも背伸びしてきました。背伸びすれば少しは高くなれるけど、しょせんは足つま先までの長さでしかない。

自分が歩いてきた道のりを「三流以下」と切り捨ててしまいたい気持ちがどこかにある。だけど、それをしてしまったら、自分の人生の大部分が、無意味だったという事になってしまいます。それはあまりに悲しすぎるので、どんなに安っぽくてみじめでも、おれの過去は捨てることは出来ません。

周回遅れ。

言い訳をすれば、さあこれから挽回して一花咲かせるぞと思った歳に、病気になりました。それですっかり人生設計は狂ってしまった。おれの正体が現れたのはその時からです。負けずに乗り越えて、力を尽くすべきところを、おれは何でもかんでも病気のせいにすれば、だれもが同情してくれるということを知って、それに甘える方向へ舵を切っていった。

そんな人間の行く末はどうなったか。

横をたくさんの人が並んで走っていたけど、実はおれは一周遅れているのでした。仕事でもプライベートでも、集団の中にいても、正体は見かけ倒しでした。そして嫌なことから逃げることを覚えて、その簡単さから、逃げぐせがついてしまった。怠けて楽することも知ってしまいました。味をしめて、怠けるチャンスがあったら、迷わずそれを選ぶ。そんなことをしているくせに、見栄だけは捨てられなくて、それを取り繕うことにも長けました。

ずっと若くて野望も持っていた頃、一番軽蔑していた種類の人間に、いつの間にかおれはなっていました。

見かけはまともでも、正体はつぎはぎだらけの偽物だったおれが、きーに出会いました。きーの前でも見栄は張り続け、自分が一生懸命に頑張っているというアピールを続け、きーはそれを信じて、虚構のおれがしばらくきーの前でもっともらしく堂々と振る舞っていました。

でもきーは素直にそれを受け止め、本当は嘘っぱちのおれを、褒めたり励ましたりしてくれて……。きーの真っ直ぐさに、おれもさすがに良心の呵責に苦しめられるようになり、とうとうある日「おれは病気を格好の理由に怠け者に甘んじている卑劣な人間だ」というようなことを言いました。騙している気がして、もう耐えられなかった。

きーは一笑に付しました。「自分が好きな相手を怠け者だと思う人がいると思うの? そんなの関係ないよ」

その時感じた、抱えていた重荷を背中から降ろした気分。本当の意味での付き合いはそこから始まったのかも知れません。そして、おれも自分のかっこ悪い生き方を、変なプライドを捨てて、受け入れられるようになりました。しょせん、たいそうな人間なんかじゃない。取り繕っても、そんなのすぐに化けの皮が剥がれる。くだらない生き方でも、それが自分なんだから、素直に認めよう。きーがそれでいいって言ってくれたんだから、他にどう思われようと、別にいいじゃん。

       *  *  *

  好きな誰かを想い続ける時代おくれの男になりたい

恭です。

きーに、朝最初にもらったメール。短い内容だったけど、最後に「好きだよ」とありました。

今週はしんどい事が続いた週だったのですが、なんかその一言が嬉しかったです。

それで気がついた。そういえば、おれはこのところ「好きだよ」と書いた記憶がない……(汗) いや、少なくとも一日一通は書いているのです。こんなことがあったとか、あんなことがあったとか。ちょっとした二人の思い出に触れることもありました。きーは良いことには「良かったね」とか、凹んでることには「大丈夫だよ」など言葉をかけてくれます。暖かかったり、心強いです。でもおれは「好きだよ」は書いてなかった。

あ~おれは今朝の「好きだよ」を読んで嬉しかったんだよな。ってことは、これと同じ嬉しさはきーは味わってないんだ……。

だめじゃん! 一番大事なトコじゃないの? そこがすっぽり抜けてちゃだめじゃん!


ごめん。夏休みの宿題を最後の日にあわててやってるみたいだけど、言わなかった一週間分、ここで言わせて。
「好きだよ!」

       *  *  *

きょうもバービーボーイズです。「なんだったんだ 7days」
一箇所、こんなフレーズが出てきます。

   ひとりでヒーローやっちゃって
   忘れてるモーション!


ハイ、おれのことです(苦笑) それと、以前、きーが手から離れてしまいそうでパニックになったときのこともついでに思い出しちゃった。あの時のきーの包み込むような優しさ、忘れられません。

   嫌いだなんて言ってない
   思い詰めないで


それにしてもしんどい週だった。

   張り裂けそうで泣いていたんだFriday
   重なり合って過ごしてたいSaturday
   無駄遣い、マイ7days

恭です。

雪がしんしんと降っています。ストーブをがんがん焚いているんだけど、どうにも足元から寒さが忍び寄ってきて。

気温だけじゃないみたいです。昨日から色々とトラブルやら先の不安などがあって、心に力が無くなってる感じ。自分は無力で、何のためにいるのか分からなくて、張り合いが見あたらなくて。

きーから朝メールがあって「夕べは全然メールが来なくて心配になった」って。なんか送ったような気がしないでもないんだけど、頭の中がごちゃごちゃしてたので、きっと思い違いだと思って、そこでまた一つ落ち込んで。ちゃんと毎日メールするよ、おれがしたいからするんだよって言ったのに、嘘になってしまってる。(涙)

その後、携帯を開く機会があって、送信ボックスを見たら×印のメールが一件。昨夜の11時半に送信失敗となってまして。やっぱり送ってたんだ……。今は、何やってもつくづくツいてないんだな、とまた落ち込み。

きーのメールから元気もらって、また歩き出そうと思う。きーがいるから、何とか立っていられる気がしてるよ。




恭です。

前の土日にきーが娘さんの付き合いで大阪に行ったんだけど、友だちもいないし、街もよく知らないしで、ホテルの部屋にこもっていたみたい。

短いメールのやり取りを繰り返していたんだけど、ふいに「恭、抱いて~ドキドキ」というメールが。

そりゃ抱きたいよ。時々夢に見るくらいなんだからさ。

人間、魔が差すということがありますが、もしおれがずっと若くて、ちょうど付き合っている子がいて、それである夜、きーが終電に乗り遅れておれの部屋に転がり込んできたら……おれは、朝まで指一本触れられずにいられるだろうか?ん~自信ない(汗)

きょうの曲はそんな歌です。連絡手段が公衆電話しかなかった古き良き時代の名曲です。

       *  *  *

『負けるもんか』

あの娘と間違えて 慌ててるの?
待ち焦がれてたよに 聞こえてくる
もう真夜中 しゃがれた声が
一度目のベルさえ鳴り終わってないのに

近くまで来てるのよ 泊めてくれる?
いきなりで悪いけど 帰れないの
ねェ いいでしょ コインが無いわ
詳しく話すから着替えでも捜してて

あぶないぜ あぶないぜ ah
負けるもんか 負けるもんか

無理でしょ きっと泊めるわ
扉を そっと開けるわ
ぐらついたパッション
つけこんでモーション
勝てるもんか

あの娘のことがまだ 気にかかるの?
灯を消してから やたら長い
もう忘れて同じことでしょ
ここまできてるのに言いわけできないわ

無理でしょ きっと落ちるわ
目つきが ちょっと違うわ
ぐらついたパッション
つけこんでモーション
勝てるもんか


恭です。

年末年始のチョンボで、反省してメールをちゃんと書くって約束したのに、数えてみたら、最近減っていることに気がつき……。

お昼に電話をした時、きーにその事を言ったら「そんなことより、頑張りすぎて、突然ばったり息切れする方が嫌だ」って。

確かにあれもこれもって中々日々の暮らしの中で欲張るのは難しいかも知れないです。でも、自分でやるっていったことはちゃんとしたいと思う。あの時きーを悲しませたのも、おれが約束したことを守らなかったのが原因なんだし。

人と人は縁があって出会ったり、時が来て縁が切れたりするものかも知れない。だけど、この縁はずっと大事にしていこうって決めたから。

細くても長く続くのがいいのかな。

以前も書いたけど、おれは言葉をたくさん費やせば、それだけ想いが伝わるって思い込んでいるところがあって、でも実はそれは単に空回りしているだけのこともある。言葉を増やせば積み重なるって思っていても、実は逆に水増しすることになっていることもあると思います。

「ラサーラ」にそんな一節が出てきてたっけ(笑)

  それとなく さまになるよに
  この気持ち さまになるよに
  伝えても さまにならない
  おまえは ひとこと
  “もっと 話しをかいつまんで”