今日の２２時からＴＶ東京の「美の巨人たち」という番組でフェルメールが取り上げられるようです。
ＴＶ欄を見ると内容は「絵画芸術」という絵についてのようです。
この絵はウイーンにあり残り数点となったフェルメール作品全点制覇の旅でまだ残っている絵です。
どんな内容か非常に楽しみであると共に長い間自分の中で眠ってたフェルメール熱が再燃してくれると嬉しいな。
１７世紀のオランダ絵画は絵の中に書かれている色々なアイテムに個別の意味があって
それを寓意と呼ぶのですがフェルメールは寓意はあまり取り入れない画家でした。
が、この絵画芸術は「寓意」だらけなのです。
フェルメールが残した約３０点余りの作品の中では珍しい部類の作品ですね。
例えばモデルが持ってるトランペットは「名声」を意味し
手に持ってる本は「知性」を表してます。
壁にかかってる地図にも意味がちゃんとありますし、他にもたくさん。。。。
当時はどんなアイテムが何の意味なのかを解説した本が人気だったそうですよ。
それとこの後ろ姿の画家はフェルメール本人との説もあります。
モデルが着てる服の青はもちろんラピスラズリを使った「フェルメール・ブルー」です。
いつもの事ですが光の表現もフェルメールならではですね！
ウイーンで生でみたいです
