最近、定番となった感のあるオランダからの帰国日の
飛行機に乗る前の小旅行。
飛行機に乗る前の小旅行。
今回はフェルメールの痕跡を求めてDelft(デルフト)へ行ってきました。
こちらへ来る時の飛行機でKLMの機内誌にフェルメールの特集が載っており
今年5月にフェルメールセンター(Vermeercentrum)がオープンしたばかりとの事。
今年5月にフェルメールセンター(Vermeercentrum)がオープンしたばかりとの事。
これは行くしかない!
という事で行ってまいりました。
という事で行ってまいりました。
デルフトへはアムステルダム中央駅から約60分と手ごろな距離です。
乗り換えも普通はなしなので簡単かな。
(スキポール空港からは乗り換え1回必要)
正直言うとオランダの車窓は10分で飽きてきますので(笑)これ以上の距離は苦痛を伴います。。。。。
乗り換えも普通はなしなので簡単かな。
(スキポール空港からは乗り換え1回必要)
正直言うとオランダの車窓は10分で飽きてきますので(笑)これ以上の距離は苦痛を伴います。。。。。
デルフト駅から徒歩10分ぐらいの場所が町の中心部。
教会の塔を目指して歩けば間違いないでしょう。
教会の塔を目指して歩けば間違いないでしょう。
フェルメールセンターの場所はマルクト広場のすぐ横、かつて聖ルカ組合があった場所に当時の建物を再現して建てられています。
ちなみにフェルメールは生涯、デルフトで活動した画家です。
主な活動範囲はこのマルクト広場から徒歩10分の範囲に集まっているというのですから間違いなく、俺が歩いた石畳をフェルメールも踏みしめていた事でしょう。(ニヤリ)
主な活動範囲はこのマルクト広場から徒歩10分の範囲に集まっているというのですから間違いなく、俺が歩いた石畳をフェルメールも踏みしめていた事でしょう。(ニヤリ)
聖ルカ組合はフェルメールが2回も理事を勤めたデルフトの芸術家組合でこの組合員にならないと(入会前に7年間の修行が必要)デルフトで芸術家として商売(絵や焼き物、そのほか芸術品を売る)が出来ません。
白地に青い絵柄の陶器“デルフト焼”が有名ですがこうやって芸術品の質を維持していたのですね。
フェルメールに詳しくない人にはなんのこっちゃ?って感じですね。
俺はフェルメールにハマッてから分厚い学術書みたいな本を読みあさってたので感慨深いものがあります。
俺はフェルメールにハマッてから分厚い学術書みたいな本を読みあさってたので感慨深いものがあります。
フェルメール・センターの中には実物の絵は無いもののすべての絵(といってもフェルメールの場合約30点)のレプリカが年代別に実寸代で飾られているのはとても興味深いです。
本でしか見たことの無い絵でもこうやって大きく、さらに近寄ってみると新しい発見が沢山ありました。
一見、黒い絵の具に見えるところにも青が使われていたり。。。。
やっぱり全数、実物で見たくなりました。
本でしか見たことの無い絵でもこうやって大きく、さらに近寄ってみると新しい発見が沢山ありました。
一見、黒い絵の具に見えるところにも青が使われていたり。。。。
やっぱり全数、実物で見たくなりました。
他にも絵に登場する地球儀などの小道具や
フェルメールのアトリエも再現されておりフェルメール・ブルーと呼ばれる
ラピス・ラズリから作った絵の具の材料もディスプレイされています。
ラピス・ラズリから作った絵の具の材料もディスプレイされています。
フェルメールに出会うずっと前からラピスラズリはお気に入り
なんか運命感じちゃうなぁ~(^^)
なんか運命感じちゃうなぁ~(^^)
そして究極のコーナーがこれ!
フェルメールの世界に自分が入れてしまいます。
フェルメールの世界に自分が入れてしまいます。
手紙でも読んでみればよかったか?(笑)
このセットは「手紙を書く婦人と召使」ですね(^^)
このセットは「手紙を書く婦人と召使」ですね(^^)
その後、前から行ってみたいと思っていたデルフトの旧教会に。
ここにフェルメールが眠ってます。
飾ってある絵がフェルメールの中では異色な「信仰の寓意」という所も教会ならですね。