「元巨人監督 藤田元司さん死去」の訃報が。。。。
http://www.giants.jp/G/gnews/news_20060209_0001.html
非常に残念である。
巨人の監督というとそのイメージから長嶋さんがすぐ思い浮かぶけど
V9時代の後にファンになった我々の世代にとっては藤田監督こそ名誉監督にふさわしい監督だと思う
もちろん長嶋さんもすごいですけど、こと“強いジャイアンツ”という意味では藤田監督以外に考えられない。
今もこうやって熱狂的巨人ファンを続けているのは球場に通いだした頃、後楽園で強いジャイアンツを見続けていたのが大きいと思う。
今思い出しても強かった！
1983年セ・優勝の時代は
1番 松本 がバントヒットで出塁して、盗塁して
2番 河埜 がバントで3塁に送って
3番 篠塚 がヒットで1点とって
4番 原 が爽やかにHR打って
5番 スミスがガツーンとHR打って
6番 中畑 が絶好調と吠えて
7番 淡口 がお尻をプリっと振って
8番 山倉 が意外なところで打って
9番 西本 が足を高く上げてシュートを決める（俺は江川でも定岡でもなく西本派！）
写真のキップは1983年（昭和58年）10月11日の国鉄！（現JR）水道橋駅のキップ
(印刷はほとんど消えてるけど。。。。）
この時、生まれて初めて胴上げシーンをナマで見ました
後楽園球場のライトスタンドから見た胴上げされる藤田監督の姿は今でも覚えてます。
一方、横浜スタジアムのチケットはマジック1で気合で連日通った思い出。
優勝決定の1989年10月6日は残念ながら大学の授業の関係で外野自由席の列に並ぶことが出来ず内野指定席での観戦となってしまったが藤田監督の優勝インタビューの声も耳に残ってます。
この年の日本シリーズは伝説の近鉄相手の3連敗4連勝。
俺がみたのはその1勝目でした。
藤田監督の野球はオーソドックスそのもの
奇襲とか作戦で勝つタイプではなく（もちろんプロレベルでの高度な作戦はあるでしょうが）
練習で選手のレベルを上げ、セオリー通りの野球で試合でキッチリ勝つといった感じ。
現在の原監督は長嶋監督の跡を継いだせいもあり長嶋の弟子といったイメージがあるけど、実は間違いなく藤田監督の愛弟子でしょう。
4球団の競合を勝ち抜きドラフトで自分を引き当ててくれたのも藤田監督。
原監督が前回チームを指揮した時に「藤田色」が随所に表れていたと俺は感じたんだよね。
間違いなくDNAは原監督が引き継いでます。
ここ数年の巨人にはきっと心を痛めていたでしょうから原監督の元、今年から復活する巨人を見てもらいたかったです。
選手もファンもあの熱かった頃に戻らなくっちゃね！
心よりご冥福をお祈りします。