昨日観た『ジェーン・エア』。




映画等見たことがなく、公式のストーリーは読んだものの、なんかあまり理解しておらず。勝手に抱いていたイメージ……ジェーンが時代の中で女性としてどう生きるかという生涯の話というか、そんな感じでザックリちょっと暗めの話なんだろうかと思っていたのです。

「二人の出会いが真実の愛を奏でる」ってイントロダクションにも書いてあったのに……

結構至るところに「愛」ってワードが入っていたのに……

ラブストーリーだって全く思っておらず。



いや、弱いんですよ、多分、私。

恋愛ものだと思わずに作品を見ていたら、「あれ?これ?めちゃ恋愛系……キュンキュン系なんすけど……ちょ……え?」と個人的に意表を突かれると、キュン度合いが増すというか。

その最たるものが『図書館戦争』でしたが。いやアレは本当に100%アクションものだと思って見たもので。そしたら200%のめちゃくちゃ恋愛もので、結果堂上教官にぶん殴られて落ちたのですが。

それに近いものがあった『ジェーン・エア』。見ているうちに、ちょっと待て?エドワードがめちゃイケくそ可愛いのはなんだコレ?とりあえずカウチからおりてくれ?どうなってる?あれコレそういう話だったの???と思っている内に、エドワードにぶん殴られておりました。

今回は落ちないけど。

ただ、『ジェーン・エア』という作品は好きになりました。

演出も面白かったから!舞台装置も、衣装も、音楽も、照明も良かったな。

ジェーンの性格もいい。嘘をつかないで生きる様が。相手に愛情を期待した自分が恥ずかしいとか、理性や許容や色々と共感したりグッときたりできる。



再演あったら観ます、この作品は。好きな役者さんにやってもらいたいです。

って、まだ始まったばかりですけども!!

ジェーンとエドワードは20歳差だと言っていたと思うので(違う?合ってる?)、萌音ちゃん・屋比久ちゃんと芳雄さんの年齢差もいい感じ。ジェーンもエドワードも役者さんのおかげで実年齢より若く見えるし。

再演は同じキャストでも別キャストでもいいな~!松たか子さんと橋本さとしさんの以前の舞台も見てみたかったな。



アーサーがね……先日までアーサーが最終的にグィネヴィアに裏切られていたので。なんだか余計にジェーンとエドワードのラストに涙が。

イギリスの話なので、ちょいちょいキングアーサーにも出てきたワードとか文化も出てくるもので、より思い出しやすかったのかもしれませんが。

浦井くんも、ラスト幸せ恋愛ものやって欲しいかも……なんかさ、ただただ幸せじゃないことも多いじゃん?死んじゃったり死んじゃってたり(命かかってるな)。いや幸せなのもあるけれども。

ん?最終的に……浦井くんにエドワードやって欲しいってことかい?確かに、やさぐれ浦井エドワード、求婚浦井エドワード、諸々浦井エドワード、見たいです。

でもまずは芳雄エドワード見ないといけないです!って前売り買わなかった奴がどの口?ですが……チケット持っていない方も、当日券チャレンジの機会があれば是非。

ホント、行く予定じゃなかったけど、行って良かったです。ひとつ、観劇をやめた舞台があったので、その分を『ジェーン・エア』に回せて良かったです。

『宝飾時計』も良かったので、プレイハウスでの観劇は良作続きで嬉しいです。