一昨日の新国立劇場からの帰り道。何とか18時の時点で交通機関に乗車していない状況にして、歩きながら電話しまくりました。

そう!!また『エリザベート』の当日券を申し込もうと!

何かに取り憑かれたかのように、エリザベート熱が上がってます。でも、誰か一人の役者さんにハマるのではなくて、舞台そのもの、演目にハマるというところが、私の通常の状態と違うところです。



当日券は、やはり思ったとおり電話が繋がらず。ジャニーズ人気が故と思っているのですが、違うかな???岡田くんで身に染みているもので、ソコかなーと(*´罒`*)

18:25、やっと繋がったのですが、すでに終了のナウンスが流れておりました。全終了するとアナウンスになるんですね。ということは、やはり月曜にチャレンジした電話予約の時は、昼公演が残っていたということでしょうか。



水曜が最後のエリザと思っていたのですが、夏休みのうちに、出来ることならもう1回!!という気持ちが抑えきれなくなり、当日券に賭けましたが上記のとおり。

しかし、まだまだぁ!と食い下がり、譲渡してくれる方を探しました。そんな執念が実りまして、譲って下さる方を見つけることができ、昨日は井上トート三度降臨。

写真は代わり映えしません。当たり前といえば当たり前。

今回はこのタペストリーどおりのシシィ&トート閣下でした。右手のお二方ですね!



劇場内、つい歩き回ってしまいます。

幕間はカフェオレ持ってウロウロ~



さて、今回も昼公演。



初の愛希れいかさんのエリザベートです!どんな感じなんでしょう???
フランツ=田代万里生さん、ルドルフ=京本大我さんも初です。



実年齢からしてもお若い愛希れいかさん。やはり見た目も動きも若々しい。

自我を持って生きる道を決め歌い上げるシーンでは、若い女性の強い意志を見事に表現されていて、ちょっと震える程の感動を覚えました。ヤバイ、格好いい!!

そして一幕最後のトート閣下、フランツとのシーンの美しさたるや!!

花總まりさんの威厳というか荘厳ささえあるしっかりとした美しさも素晴らしいし、愛希れいかさんの力強く前を見据える自信に満ちた美しさも素晴らしい。

シシィの、自分の意思で道を選択していくというところは、私の中でやはり若さが欲しいという部分があるのか、愛希れいかさんの方が腑に落ちる感じがありました。花總まりさんのシシィだと、もうその辺の感情を上手くやれる分別があるんじゃないの?と思わせられてしまうのかも。

ただ、トート閣下に(トートダンサー達に)操られている場面などは花總まりさんの動きや表情が素晴らしいし、年齢を重ねたシーンは花總まりさん&平方元基さんの方が私好みでした。(あくまでも好みの問題だと思うんですけども)

そう、フランツの田代万里生さん、平方元基さんより歳上なんですね!でも何故か若く感じました。私の中で、愛希シシィの印象に引っ張られたのかも?

再度見ることができた、山崎ルキーニ。やはり成河ルキーニの後に見ると、アクの強さでは負けている感じがありましたが(←アクが強きゃいいという訳ではないですが)、やはり歌声や動きが好きだなぁと思いながら双眼鏡を覗いておりました(*´罒`*)

トート閣下はもう言うこと無しなのですが、一瞬歌の途中でマイクの調子が悪い時があり、ドキドキしてしまいました。このまま不具合が続いたらどうしよう!と。

結局その後は何事もなかったので良かったのですが、やはりそうした機材も万全の状態を常に保って上演されているのだなぁと思うと、関わる全ての人が細心の注意を払って仕事をされて一公演一公演が成り立っているって凄いなと感じました。

私とか、そういう仕事はできないなぁ。もちろん責任持っては仕事していますけども、それが多くの人々に瞬時に伝わって影響するようなことはないので。

そんな機材トラブルの中でも表情も変えずに歌い続けるトート閣下。見れば見るほど、そのストーカー気質にハマります!もう動きもですが、表情が最高ですね!!台詞も歌詞もヤバイ人(←人じゃないけど)で、何度見ても最高です。



とにかく井上トートにやられまくっている状態ですが、二人のエリザベート、二人のフランツ、二人のルキーニを見たら、やっぱり二人のトート閣下を見たくなるじゃないですか?
ということで、本日27日は古川トートの『エリザベート』を観に来ております!

土曜日なのに、主人が日帰り出張に出かけて行ったのです。なので、一人の時間ができまして。

人気公演だと、譲って下さる方も多いのですね。これまでそこまで頻繁に利用していなかったのに、この短期間に、当日券やらお譲りやらも経験できて面白いです。