先日行ってまいりました。
生田斗真くん主演のオレステイアを観に、新国立劇場へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190616/18/kyo-taro29/16/3d/j/o1080060714467308499.jpg?caw=800)
いやしかし、前日は体調悪くてヤバかったんですが、風邪薬が効いたのか、この日は元気でした!咳喘息だけヤバかったのですが、飴舐めて黙っていれば大丈夫なのでこれもOK!(←ホントに大丈夫だった。でも1時間半持たせるため、大きめの飴を放り込んでいたので、歯にあたる音が少ししたかも…申し訳ない。)
いやもうね、最前列で観られて本当に凄く良かったです!!
客席を使用した演出があるって知らなかったんですけど、役者さんがもう真横に立つ、真横を昇る、真横で喋る!その役者さんに相対するステージ上の役者さんの正面顔ガン見できる!
ステージももちろん目の前なので、迫力の目ヂカラをすぐそこに見られる!どの役者さんもやはり目ヂカラが凄い!結局のところ、表情ってことですけども。
でも、後ろ姿、サイドからの姿を間近で見られて感情を浴びられるというのも、私にとってはかなり貴重な時間でした。
この舞台、賛否あるという話で、なんだか途中で帰ってしまう人もいるとか。この日の公演でもつぶやきをみたら、二幕目には席からいなくなってた人がいたとか、三幕までは頑張ったけど帰ったとか(←あと少しなのに!話を回収せずに帰っちゃうのか~)。
時間の問題だけではなく、元々の話を知っている人は特に、様々変えられている部分や解釈、演出に不満が募ったり、疑問を持たれたりしたようですが。
私、元の話知らなーーーい(^□^;)
ということもあってか、始めは「何これ?なんで?どういうこと?」と色々疑問があったりして、こういうことなんだろうか?と推測してみるのが面白かったんですが。
役者さんの迫力にグワーッと来るものがあって、もう涙がボロッボロ止まらなかったり。
え、ここでこう来るの?と意外だったり疑問だったり。感情移入も理解もできない部分があって、何故この人がこういう行動に出るのかイマイチ納得いかないこともあったり。
現代で抱える色んな問題が含まれていて面白かったり。すっごいジェンダー的差別が分かりやすく出ていたり。
奥行ある舞台や、演出や、色々面白い部分が多々あって、私は4時間20分を全く長く感じずに終わったんですよね。
中でも特に神野三鈴さんにもう惚れてしまいまして。
そのせいもあるのかもしれませんが、神野さん演じる母親クリュタイメストラの殺意には入り込めても、イマイチ、斗真くん演じるオレステスが母親を殺すほどの何かを何処で手にしていたのかが、最後までぼんやりしていて。
斗真くんがどうとかではなく、ストーリー的、構成的にどうも入ってこなかったのです。
もう1回観たかったなぁ。そしたら新しく感じることもあるだろうに。色々確認したりもしたいし!
行く前は上演時間にビビったオレステイアでしたが、開けてみたら舞台としてとても楽しめた作品でした!
斗真くん、間近で見られて目の保養でした~~~(*´∀`*)←最後それか!
あ、そういえばこの日、中村倫也くんが観に来ていたらしいですね!全く気付かずでした。残念~