ミュージック・メーカー第3部演奏曲の紹介です![]()
『カイト』嵐
2020年、そしてその先の未来に向け、これからの時代を担っていく若い世代を応援する「NHK2020ソング」として、第70回NHK紅白歌合戦で国立競技場から初披露された楽曲です。
作詞作曲は米津玄師が手がけています。
米津玄師のコメント。wikiより
「この『カイト』という曲を作るにあたって、いろんなことを考えましたが、その内の大きな一つが、今の自分は誰かに生かされたということでした。自分の身の回りにいる人間や、遠くで自分に影響を与えてくださったたくさんの方々。その全てにちょっとずつ、ちょっとずつ許されながら『お前は、ここで生きてきていいんだ』と、そういう風に許されながら生きてきたのが、今の自分だと思っていて、そういうことを考えていました。日々、漫然と生きていると忘れがちになってしまいますが、決して忘れてはいけないことだと、自分も戒めるような気持ちで作りました。とてもいい曲になったと思います。この曲を作るきっかけを与えてくださったたくさんの方々、並びに嵐の皆さんに、感謝の気持ちを述べたいと思います。本当にありがとうございます。」
「たなばた The Seventh Night of July]
作曲:酒井格
たなばたは酒井格さんが高校生の頃に初めて作曲した吹奏楽曲です。
酒井さんが生まれ育った大阪府枚方市は
星田、天の川、連合橋(あいあいばし) や、かささぎ橋など
七夕伝説ゆかりのスポットがたくさんあり、それがタイトルの由来になっています。
枚方市のホームページより
天野川流域の枚方市と交野市の一帯は、
かつて「交野ヶ原」と呼ばれ、桜の名所として、また平安貴族の狩り場として知られていました。当時の貴族は、天野川の川砂が白く光って見えることから、天上の天の川になぞらえ、「七夕」を題材にした数多くの歌が詠まれました。「伊勢物語」には「狩り暮らし棚機津女(たなばたつめ)に宿借らむ、天の河原に我は来にけり」と、在原業平がこの地を訪れた際に詠んだ歌が収められています。また、「七夕」にまつわる地名や名所が数々見られます。
中間部のアルトサックスとユーフォニアムの織姫と彦星モチーフのデュエットは当時親しくしていた部員の関係がヒントに作られたそうです。
なにやら甘酸っぱい青春の香りがしますね![]()
後半に登場するアルヴァマー序曲のモチーフや、所々に散りばめられた様々な曲を感じさせる部分は、酒井さんが当時演奏した曲や、憧れの曲の要素が詰め込まれているそうです。
作曲者のいろいろな思いが詰まった、まさに”青春の曲”のたなばたですが、
今回は大人な私たち京吹のメンバーがどのような演奏をするのかお楽しみに![]()

