毎年恒例、おまたせしました!?曲紹介
第1弾は、定期演奏会第2部で演奏する
ベルト・アッペルモント作曲「ケルトの子供たち」の紹介をします
この曲は3つの場面で構成されており、子供たちの世界と生活がモチーフになっています。
前半は軽快な変拍子で子供の豊かな創造性を描いています。
子供たちが無邪気に走り回る様子、楽しげに遊ぶ様子が思い浮かんできます。
中間部は子供たちへの無関心や、多くの子供たちがいまだに経験している不公平さに対する静かな抗議を表しています。
戦闘機のエンジン音や機関銃の音が聞こえてくる様子は子供たちが理不尽に巻き込まれた戦争を表しているのでしょうか。
そして、中間部から加わる歌は朝の訪れを願い、やがて暖かい春がやってくる。と歌っています。
後半は一変して楽し気なケルトの踊りと子供たちの合唱によって、自然、感情、生きるものすべての美しさを讃え、
未来へ向かっていくような壮大なフィナーレで終わります。
子供のように、ころころと表情を変えるアッペルモントらしいキャッチーな曲です
今回は歌、合唱隊と一緒に演奏します
お楽しみに
担当:きみどり@打楽器