“話す仕事”、“声の仕事”には、
様々なものがあります。
一般的には、
すべて同じものと見なされがち。
でも、
それぞれ必要なスキルは異なります。
つまり、
得手・不得手があるということ。
もちろん、何でもできる!
というマルチな方はいらっしゃいますが。
で。
私が苦手とするのは、台本があるもの。
一字一句間違えずに...
というのが苦手。
自分の言葉でない言葉でしゃべることが、
とにかく苦手。
その場にいる方たちと、
“コミュニケーションを取りながらしゃべる”
…それが、大好き
だから最終的にMCに落ち着いたのだな、
と思うわけです
イベント系MCだとシナリオも渡されますが、
進行さえ崩さなければ、
文言や言い回しは多少変更してもOK。
会場の皆さんとの、
コール&レスポンスを楽しみたい
…そんなタイプです。
しかし、イベント系で、
もれなくついてくるのが、
影ナレ(影ナレーション)。
たいていは、
開演前のご案内事項とかをお伝えする
事務的な内容です。
ご案内用の原稿を読むだけ。
なのですが、
これが苦手な私です。
ここだけ、緊張します
もうね、
開宴前の案内も、
ステージに出ていきたいの。
ステージ上で、ご案内したいの
会場中に、私の声だけ響く、
その状況がとても嫌なの
コール&レスポンスがしたいの

笑
マイクに向かって、
いえ、
壁に向かってしゃべるという、
この状況。
エネルギーをどこに向けていいのか
わからないのです。
そして、
絶対に間違えられないという、
逃げも隠れもできない状況
緊張します。
読むのではなく、しゃべりたいのです
