今日はずいぶん冷え込んでいますが、今から約320年前は雪がしんしんと降り積もる中、赤穂浪士は吉良邸に討入りしました
さて、題名の「赤穂浪士と黒七味」。 どんな関係があるのかというと・・・
赤穂浪士四十七士の中に、原惣右衛門(はらそうえもん)という人物がいました。 その息子・原義左衛門は剃髪して、その名を「了郭(りょうかく)」と称し、八坂神社の門前に店を開きました。
当時は、香煎(こうせん:漢方の原料を数種類合わせて炒り、粉末状にしたもの)を製造していました。
1703年に創業してから、一子相伝で伝わった技法です
その昔は、東海道の宿場などには必ず置かれ、旅人を癒やしていたそうですが、現在、この香煎を専門的に扱うのはこの原了郭だけなんだそうです
現在では、香煎の他に、七味・山椒などの薬味、カレーパウダーなどのスパイスも取り扱っておられます。
その中でも、ご紹介したいのが 黒七味 。
こちらも一子相伝の技法が守られています。 唐辛子や山椒などの材料をから煎りし、色が隠れるまで揉み込むことで、独特な濃い茶色になります。
最初食べた時は、なんて風味豊かなんだろうと感動しました
これからの季節、暖かい麺類や鍋物には欠かせない七味。 この冬は少し七味もランクアップしてみませんか
5g入の小袋324円~販売されています。
<アクセス>
●京阪「祇園四条」下車、徒歩約2分
<営業時間>
●10:00~18:00
<定休日>
●1月1日・2日
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