京都の穴場274 同じものを作り続けることは、誰かの思い出を作ること(下京区) | 京こね☆ニュース

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早いもので9月も本日で終わり。 9月最終日は、老舗和菓子屋さんのお話を書いてみたいと思います。

 

以前、老舗の和菓子屋さん、笹屋伊織(ささやいおり)の「どら焼」のお話を書かせて頂きました。 → 京都の穴場52 毎月3日間しか販売されない「どら焼」

 

今回は、「だるまさん」という最中のお話です。

 

1個 270円

 

だるまの形をした最中に、栗がまるまる1個入っています。 これは笹屋伊織で古くから大切にされている和菓子です。

 

実は、この「だるまさん」のお話を笹屋伊織の女将さんから聞いたことがあります。

 

ある日、老夫婦が尋ねてきて、「だるまさん」を涙を流しながら店内で食べられたそうです。 その理由を聞くと、まだ小さい頃、このお店の前を通って学校に通っていた際、いつもこの「だるまさん」を見ていたのだとか。 しかし、子どもだからそんな高価なものは食べられない。 そのうち、戦争になり出征。 辛いことがあると、『ここで泣いたら、ワシを食べれへんぞ』とだるまさんの声が聞こえてきた。 その声に何度も励まされて60年。 ようやく念願が叶って、今日食べることができたのだそうです。

 

この話をされた後に、女将さんはこう言われました。

 

同じところで同じものを作り続けるということ。

それは、誰かの思い出を作るということです。

 

今、何百年と続いてきている老舗も、コロナの影響でピンチを迎えているところも多いと思います。 そんなところが一つでも多く存続し、誰かの思い出を残していけるように願っています照れ

 

 

さて、この「だるまさん」の最中は、店舗のみの販売です。 取り扱い店舗は、本店・南店・JR京都伊勢丹店・京都大丸店の4店舗。

 

最初にご紹介した「どら焼」の販売期間や、夏季中は販売されないこともありますので、お店で見かけられたら、ぜひこの話を思い出してみてくださいね。

 

 

<アクセス:本店>

●JR「梅小路京都西」下車、徒歩約5分

●京都市バス「七条大宮・京都水族館前」下車、徒歩約1分

 

<営業時間:本店>

●9:00~17:00

 

<定休日>

●火曜日

 

 

 

 

日本アメリカフランスイギリスカナダ

 

現在の各市町村のご紹介数はこんな感じ。

 

 

ほぼ各市町村、網羅はできたのですが、城陽市がない~えーん

 

誰か、城陽市の観光スポット、グルメなど情報をお持ちの方は、ご一報くださると、ありがたいですお願い

 

 

10月1日からは、ちょっと早い? 穴場紅葉情報 をお届けします!!

 

 

 

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