京丹後市特集6日目は、静御前生誕の地です。
白拍子(しらびょうし)であり、源義経の妾でもあった静御前の生涯は判明していないことが多く、終焉の地についても日本各地にその伝承が残っています。
しかし、生誕の地として残っているのは、京丹後市網野町のみです。
静は幼い頃に父を亡くし、その後母に連れられて都へ上ります。 やがて、義経に見初められますが、兄・頼朝から追われる身となります。 義経と一緒に逃げていた静でしたが、結局は離ればなれとなり、義経との子供を鎌倉で出産しますが、生まれたばかりの子(男子)を頼朝に殺されてしまうという哀しい運命でした
※静御前の短編小説を書いています。 良かったらご覧ください。
10回連載です。 → 短編小説「京のおんな」静御前物語
さて、京丹後市の伝承によると、心身を休めるために、故郷の地に戻ってきたそうですが、若くしてその生涯を閉じたようです
この静御前生誕の地も、日本海に面した高台にあります。 私が行った時は穏やかな海でしたが、時には荒々しさを見せる日本海は、静御前の生涯を映し出しているようですね
すぐ近くには、静御前が祀られた静神社もあります。
ちなみに、幹線道路から住民の方が普通に生活していらっしゃる細い道を歩いて降りて行きます。 私が行った時は洗濯物とかを干しておられたので、ちょっと躊躇しながら行ったのですが、気軽に「こんにちは~」って声をかけてもらえたので嬉しかったです
行かれる方は、住民の方のご迷惑にならないようにお気を付けください。
<アクセス>
●丹鉄「網野」下車、車で約20分
※静神社に駐車場あり
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