京都検定1級からみる穴場をご紹介しています。
第13日目は第16回の問題から。
番組小学校には火事の発見や時刻を知らせるために( )があった。現在は元有済小学校校舎の屋上に唯一現存し、国の登録有形文化財になっている。
答えは、火の見櫓(ひのみやぐら)。
この問題、ちょっと解説すると、「番組小学校」というのは明治2年に京都で生まれた日本初の学区制小学校のことです。
国の小学校制度より3年も早く整備され、64校の番号が付けられた小学校が創られました。
この「番組小学校」の特徴は、地元の住民がお金を出し合って創ったということ。 だから、みんな愛着があるし、地元のシンボル的存在となっていったのです
さて、元有済(ゆうさい)小学校には、火の見櫓が屋上に建てられています。
火事が起きた時に、半鐘を鳴らして知らせたり、太鼓を叩いて時刻を知らせたりするためのもの。 当初は各小学校にあったようですが、現在は元有済小学校にのみ残っており、国の登録文化財に指定されています。
<アクセス>
●京阪「三条」下車、徒歩約2分
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