まだまだ夏真っ盛りですが、8月8日は立秋でした。
「秋の日はつるべ落とし」という言葉があります。 「つるべ」とは
井戸に取り付けられた桶のことで、桶が勢いよく井戸に落ちていく
姿が、秋の太陽が急速に沈んでいく様子に似ていることからつけられ
ました。
さて、亀岡には 妖怪「つるべ落とし」 の伝説があります。 現在の
亀岡市曽我部町では、その妖怪がカヤの木の上から突然落ちてきて
ゲラゲラと笑い出し、「夜業はすんだか、つるべ下ろそか、ぎいぎい」と
言って再び木の上に上がっていくんだとか
これが「つるべ」に似ていることから、妖怪の名前の由来になった
ようです。
その他、人間を襲う、人間を食べるといった伝承も、同じ亀岡で残って
いるようですよ