ヤドカリといえば、貝殻を背負って歩いているかわいい姿が思い
浮かべられますが、そんなイメージを覆す発見を京大の研究者たちが
発見しました
発見したのは、「スツボサンゴツノヤドカリ」。
なんと、貝殻ではなく、小さなサンゴを背負っているというのです
2012年、鹿児島の奄美群島を調査していた際、水深約50mの
海底から引揚げた網の中にサンゴが入っているのを発見。
水槽に入れて数日観察していると、サンゴの中から頭部やハサミが
・・・・
ヤドカリが暮らしていたのです
観察を続けると、通常は貝殻が小さくなれば引っ越すヤドカリですが、
サンゴは成長するので、引っ越すこともないことが分かりました。
これにより、自分に合う住処を探す必要や、他との争いに巻き
込まれるリスクが減ります。
また、砂の中にサンゴが埋まるのもヤドカリが防いでいます。
なるほど、うまく共存してますねぇ
ちなみに、論文は米科学誌プロス・ワンに発表されたそうです。
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