昨日、8月1日は別名・八朔(はっさく)といいます。
祇園では、黒の正装をした芸舞妓が、お茶屋さんやお料理屋さん
など、普段お世話になっているところへ挨拶回りをします。
なぜ、それが8月1日なのかというと・・・
旧暦8月1日 → 早稲の穂が実る頃
イネ → 田の実 → たのみ → 頼み
にかけているというわけですね
よくテレビのニュースにもなりますから、ご覧になった方もいらっしゃる
と思いますが、ご挨拶はなぜか 「おめでとうさんどす」
猛暑日にもなろうかというこの時期に、なにがおめでたいのか
実は花街では、8月に限らず、毎月1日はおめでたいそうで、
お朔日(おついたち)には、そのように挨拶する習慣が残っている
んだそうです
暑い中、おしろいに汗をにじませながら、凛と歩かれる姿は、
祇園の風物詩の一つになっています。
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