京都府宇治市などは26日までに、「宇治川花火大会」の今夏再開を
断念する方針を固めました。
8月中の打ち上げを目指してきましたが、見物客の安全対策を巡る
調整がつかず、4年連続の中止となる見通しとなったようです
同大会は毎年5千~7千発を打ち上げ、約20万人が訪れる夏の
風物詩として親しまれてきましたが、2014年に宇治川の増水で
中止になって以降、福知山の露店爆発事故を受けて中止が
続いています。
昨年12月の市長選では花火再開が争点の一つとなるなど市民の
関心が高いことを踏まえ、主催団体の市と市観光協会、
宇治商工会議所は今年5月、打ち上げる花火の数を100発程度へ
と大幅に減らし、別のイベントなどに合わせて8月中に複数回
実施する方針を示していました。
しかし、関係者によると、人出の見込みや必要な交通規制などに
ついて主催団体側と宇治署との協議が詰まりきっておらず、
今夏は見送らざるを得ないと判断されたそうです。
安全面ももちろん大事ですが、夏の風物詩がなくなるというのは
寂しいものです
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