つい先日まで、1年間に1本しか停まらなかったバス停がありました。
左京区にある「江文峠」「江文神社前」「江文峠口」という3つバス停。
大原―鞍馬をつなぐ京都バス95系統で、1986年に運行を開始
しましたが、利用客が伸びず、2012年から年に1回、春分の日に
走るだけとなていました
まさしく「幻のバス停」だったのです。
ところが、大原や貴船を訪れる観光客が増え、京都バスは今年3月に
ほぼ同じルートで大原と貴船口を結ぶ55系統を新設。
1日3往復を走らせた結果、三つのバス停には昨年と比べて
2千倍を超える本数のバスが通ることになったのです
本数が多くなったんだから、喜ばしい話ですが、
「約20年前、バス停まで徒歩1分という宣伝を見て家を買った」と
苦笑するのは、江文神社前バス停そばの住民。
「鞍馬や大原に行く用事は少なくて、住民には使いにくい。
観光客の利用だけで維持は難しく、いつまで1日6本走るのか」
と心配する声を出ているようです
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