先日、研究員の報告会があり、愛宕山を研究されている方から
面白いお話をお聞きしました。
京都盆地の北西に位置する愛宕山の標高は924m
比叡山と並び、古くから信仰対象の山とされていました。
現在、頂上にある愛宕神社へ登るには、徒歩しかないのですが、
戦前は嵐山から清滝まで鉄道が通り、清滝からはケーブルカーで
登ることができました。
スキー場ができ、遊園地ができ、ホテルがあるリゾート地と
なっていたのです。
しかし、戦争の影響で線路が撤去されて廃線へ。
残念ながら戦後も復興されることはなく、リゾート施設は幻へと
消えたのです
さて、その後ですが・・・
鉄道の嵐山駅は現在の嵐電の嵐山駅へ。
そして、ケーブルは現在の天橋立の笠松ケーブルへと転用
されたそうです。
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