京都府南丹市の農芸高校で、生徒たちが育てている乳牛ロイが、
生涯検定乳量で10万キログラムを突破しました。
これは一般的な乳牛の約3倍にあたる量
10万キログラム超えは全国の農業高校で初めてなんだそうです。
ロイは、1歳11カ月だった2006年11月に北海道別海町の農場から
同校にやってきたホルスタインで、畜産部の11人が校内の牛舎で
育てています
同校で育てる乳牛約40頭のうち、16頭が搾乳牛で、ロイはその中
でも搾乳量がずばぬけて多く、これまでに雄牛6頭を出産し、2007年
2月から15年5月までの間に搾乳した量は10万キログラムを超えた
のです。
部員は毎日、乳牛の世話をする際、毛並みや呼吸の荒さ、
動きに活気があるかを注意深く観察。
体調を見極めながら餌の量を調整するなど、きめ細かな個体管理を
徹底した結果、ロイ以外の15頭それぞれの搾乳量も平均をはるかに
超える年間1万キログラム以上に達している。
畜産部3年生の部長は「一頭一頭の性格を理解し、ストレスを与え
ないようにしてきた。
この取り組みを後輩たちにもしっかりと引き継いでほしい」と
話されていました
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