葵祭のトリビア4 埒があく | 京こね☆ニュース

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埒(らち)があかない


物事が片付かないときに使う言葉ですよね。


実は、葵祭と深く関係しているってご存じでしたはてなマーク


本来は、 埒(らち)があく として使われていました。


埒(らち)とは、馬場の囲いや柵のこと。


葵祭の行事の一つである賀茂競馬(かもくらべうま)は5月5日に


行われます。


現在の行列は、それより後の15日に行われますが、昔は


行列が先に行われ、賀茂競馬が一番最後に行われていました。


つまり、競馬が終了してから、馬場の囲いである埒(らち)を


外すことを 埒があく といい、物事が片付くという意味に


なったのです。


さて、埒があくと農作業の本格的なシーズンへとなります。


それを待ちきれない気持ちを込めたのか、 埒があかない という


否定形に変わっていったんだそうです。


というわけで、本日のトリビアは


埒(らち)があかないという言葉は葵祭からきている


でした。




4回に分けて、葵祭のトリビアをご紹介してきましたが、


いかがでしたでしょうかはてなマーク


ご紹介したものを頭の片隅にでも入れていただいて、


葵祭を楽しんでもらえればと思いますニコニコ




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