枕草子とあずき粥 | 京こね☆ニュース

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本日、1月15日といえば小正月。


邪気を払って、1年の健康を願ってあずき粥を食べる風習が


あります。


さて、この風習は清少納言の枕草子にも登場します。



十五日は 餅粥の 節供参り


粥の木 ひき隠して 家の子の君達 若き女房のうかがう


打たれじと用意して 


常に後ろに心づかいしたる気色も おかしきに


いかにしてけるにかあらむ


打ち当てたるは いみじう興ありと


うち笑いたるも いとはえばえし



十五日は、小豆粥の食事を皇族の方々が供する日である。


貴族の家では、小豆粥を炊いた木を隠して(※)、


子弟や若い女房たちがあたりの気配を窺っている。

腰を打たれないようにと用心して、


常に後ろに注意している様子がおかしい。


どうやってしたのかわからぬが


腰を打ったのは、とてもおかしくて

みんなで笑っているのも、とても華やかで見栄えがする。


※当時、粥を炊いた木で女性の腰を打つと、
  男の子が生まれるという俗信があった



というように、清少納言の時代からあずき粥の風習は


あったんですねぇニコニコ


あっ、ちなみに我が家はあずき粥は苦手なので、


同じ ”あずき” でも ”おぜんざい” ですにひひ





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