昭和10年(1935)、京都市内で大きな被害が出た鴨川洪水が
起こりました。
6月30日を「上賀茂防災の日」と定め、近くの小学校では、
地域住民が体験談を基にした紙芝居を上演したり、京都土木事務所の
職員が水害の備えを説くなど、防災を学ぶ授業が行われています。
さて、鴨川洪水は昭和10年6月の豪雨により、鴨川から水が
あふれ、家屋や橋梁が流失するなどの大災害を被りました。
桂川や天神川など他の河川の洪水も含めた死傷者は83名。
187棟もの家屋が流出したそうです。
洪水といえば、すでに今年も大雨が続いているところがあります。
数年前も、嵐山一体に被害が出ました。
大丈夫と過信せずに、水害の備えと早めの避難が重要ですね。