祇園祭・お休みの山とは | 京こね☆ニュース

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7月に入り、祇園祭の季節となりました音譜


1ヶ月間をかけての大きなお祭りです。


特に17日の先祭や24日の後祭では、多くの山鉾が巡行します。


さて、昨年からは休み鉾であった大船鉾が、150年ぶりに復帰


しましたが、まだ休みの山があるってご存じでしょうかはてなマーク


『布袋山』


『鷹山』


の2つ山がお休み中となっております。


『布袋山』は、1500年の前祭の巡行に参加したという記録が


ありますが、宝暦年間(1751~64)より巡行に不参加で、


天明8年(1788)の大火で焼失。


その後休み山となったようです。



『鷹山』は、かつてはお囃子を伴い、後祭の大型の曳山でしたが、


文政9年(1826)の大雨で懸装品が損傷した事で、翌年から巡行に


参加できなくなり、元治の大火(1864年)で殆どのものを焼失。


最後に巡行に参加してから200年となる2026年までの復興、


巡行復帰するという目標も掲げています。




こうやって年代を書いてみると、いかに歴史のある行事かと


いうことが分かりますねえっ


両方ともお飾りはされますので、宵山などに行かれた方は、


ぜひご覧ください。