京都市が進めている四条通(烏丸通-川端通)の歩道拡幅事業で、
週末を中心に慢性的な渋滞が発生し、バスを利用する市民や
観光客らから不満の声が相次いでいます
四条通の歩道の幅は従来の3・5メートルから最大で6・5メートルに
広り、買い物客や観光客がゆったりと歩けるようにはなりました。
しかし、車道は片側1車線に減らされ、バス停は利用客の待機場所を
設けたため車道に張り出す形となったのです。
特に土日は、他府県ナンバーなど一般車両も多く流入し、
バスの乗降中は後続車が追い越せずに渋滞が発生。
四条河原町交差点では、信号が変わっても車が動かない時間帯が
あるとのこと。
3月の週末には、四条大橋からたった250m離れた四条河原町まで
20分かかったこともあったとか
市歩くまち京都推進室は「歩行者を優先した事業で、車道の改善は
目指していない」と説明。
うーん、歩道を広げればこうなること、分かっていたように思う
んですが・・・
どちらかを優先することで、そのどちらかが悪化する。
もっと最初に詰めておかないといけない問題ですね。