みなさん、肩こりから頭痛に悩まされることありませんか
私も姿勢が悪く、よく肩こりになり、頭痛がひどい時がありました。
さて、話はかわりますが、三十三間堂。
実は、『頭痛』と関わりの深いお寺でもあります。
一体どんなつながりがあるのでしょうか
その昔、後白河上皇は頭痛に悩まされていました。
そこで熊野で祈願したところ、お告げがあったのです。
「上皇の前世は熊野にあった蓮華坊という僧侶です。
修行の功徳によって今は天子の位につかれるくらい高貴の方に
生まれてきましたが、その蓮華坊の髑髏(どくろ)が岩田川の
底に沈んでいます。
その髑髏を貫いて柳の木が生えていて、風が吹くと柳の木が
揺れて髑髏に触れ、上皇の頭が痛むのです」
といいました。
そこで、川を調べさせたところ、髑髏が見つかり、その髑髏を
三十三間堂の千手観音の1体の像に塗り込め、さらにその柳の木を
伐って、京へ運び、三十三間堂の梁に使ったところ、上皇の頭痛は
平癒したそうです。
そして、正式名称である蓮華王院の名は、前世の蓮華坊の名を
とって付けられたと伝えられています。
さて、三十三間堂ではお正月の通し矢の日、
「