京都の伝統工芸のひとつ、西陣織の職人たちが、
江戸時代の絵師俵屋宗達の「風神雷神図屏風」を7年ががりで
再現しました
もちろん、西陣織の職人ですから、織物です。
今日から西陣織会館にて一般公開されています。
これは、今年が琳派誕生400年にあたることから、企画・公開された
もので、風神と雷神の2枚から成り、それぞれ縦1.5m、
横1.7mの実物とほぼ同じ大きさで展示されています。
爪の先に横糸を引っ掛けて引き寄せる「西陣爪搔本綴織」という
高度な伝統技法で、4人の職人が7年かけて織り上げました
宗達の構図を生かしつつ、絹ならではのしっとりとした質感を生かすため、
ぼかしや色の濃淡を独自にアレンジすることで力強さや躍動感を
伝えています。
この作品は今月17日まで。
上京区の西陣織会館で公開されています