今年6月。
京都府福知山市で、男子高校生が飲酒運転の車に引きずられて
重傷を負ったひき逃げ事件。
60歳の男の初公判が、今日京都地裁で開かれました。
被告は福知山市内で酒を飲んで、車を運転。
自転車で交差点を横断していた高校1年制の男子生徒に衝突した後
その生徒を1kmにわたって引きずり、重傷を負わせたとされています。
しかし、被告は「事故当時、酒に酔っているとは思っていなかった」
と起訴内容の一部を否認。
また、弁護士側は、全く事故の記憶がないことから
「酩酊状態で心神喪失だった」と無罪を主張したようです。
そもそも、『酩酊』とは、ひどく酒に酔うこと。
それで心神喪失だったからといって、どうして無罪を主張するのか
ちょっとよく分からないのですが・・・
命に別状はなかったとはいえ、重傷を負わせているのですから、
きちんとした罪をつぐなってほしいものです。