長い休みが終わり、久しぶりの登校や出勤。
ボーッと眠たい目をこすりながら、朝起きられたのではないでしょうか
さて、本日5月7日は、ベートーベンの第九が初演された日なんだそうです。
第九って、年末のイメージですが、こんな初夏に初演されていたんですね
正式な名前は、『交響曲第九番ニ短調作品125』。
30年の年月を経て完成された、ベートーベン最後の交響曲です。
初演はベートーベン自ら指揮しましたが、すでに聴力を失っていたため、
観衆の喝采に気付かなかったといいます。
日本でおなじみになったのは、1940年大晦日に行われた第九の
ラジオ放送がきっかけだったようです。
戦後まもない時期、オーケストラの楽団員は収入が少なく、年末年始の
生活を支えるために、お客さんが見込める第九を年末に演奏したことが
定例化したのだとか
それが現在でも続き、年末のイメージがついてしまったんですね
もうすぐ20周年を迎える京都コンサートホールでも、もちろん第九は
演奏されています。
去年の年末は、12月27日と28日の2日間公演されました。
さて、京都コンサートホールに行かれた方はご存知かと思いますが、
エントランスからホールまで、ゆるやかな長いスロープがあります。
これは、京都の社寺と同じく、アプローチの動線を長くすることで
その奥にある期待を高めているそうですよ